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Date: Thu, 23 Apr 2020 00:01:15 +0900
From: 掛園　浩 
Reply-To: publichealthnetwork@umin.ac.jp
Subject: [PHNetwork:001106] RE: [PHNetwork:001105] 肺の機能を維持してコロナ対策を
To: publichealthnetwork@umin.ac.jp (PHNetwork)
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佐賀県の掛園です。（一部修正とお詫びです。ほとんどの人が）

　肺の機能を維持してコロナ対策を

　肺の機能に余裕がある人は、新型コロナウイルスに感染しても、ほとんどの人が無
症状や軽症で自然治癒して抗体が出来ます。抗体が出来てしまうと、結核や麻疹など
のように、その病気にはなりませんし、人にも感染させる事はありません。

　肺の機能の余裕とは、動物で例えると、普段使う肺の能力と敵に襲われた時、全速
力で走って逃げる時に使う肺の能力です。肺炎で普段使う肺の機能まで能力が落ちる
と酸欠で死亡します。しかし、肺の機能に余力があればある程、肺炎で機能が落ちて
も余力の分だけ耐えれます。

　肺の機能は運動によって向上します。低下させるのはPM2.5などを含むタバコ煙や
排ガス、線香、粉塵、アスベストなどです。一度肺に取り込まれたこれらの物質は、
肺移植をしない限り取り除く事は出来ません。喫煙者や元喫煙者がコロナに罹患しや
すく重症化しやすいのはこのためです。

　また、気化する消毒液（エタノールは除く）は、建物内で使う場合には、換気しな
がら使わないと、自分の肺まで損傷して、免疫力を落とし、感染しやすくなります。
消毒用に使った雑巾などは、外に保管しないと残っている消毒液が気化して危険で
す。
　（エタノールも、エタノールを分解できない遺伝子を持っている人には有害で
す。）

　タバコを吸わない20歳未満の人がコロナに感染して重症化するのは非常に稀です。
タバコをやめて、コロナ予防に努めましょう。


〒849-1321
鹿島市古枝甲336-1
歯科医師
掛園　浩（53）
0954-63-7118