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Date: Sat, 27 Jun 2020 00:09:23 +0900
From: 掛園 浩 
Reply-To: publichealthnetwork@umin.ac.jp
Subject: [PHNetwork:001167] 熱中症予防について
To: publichealthnetwork@umin.ac.jp (PHNetwork)
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佐賀県の掛園です。

 

 熱中症予防に、こまめに給水しましょうとNHKや新聞に掲載されていたので

その発言をした教授に下記の質問をしていました。

 

 医学的根拠がない発言をするので、日本は熱中症の犠牲者が絶えません。

 

 以下質問状です。

 

---------------------------------------------------------------------

気象庁、群馬大学大学院(環境生理学) 鯉淵典之教授殿

並び

帝京大病院高度救命緊急センター 三宅康史先生へ

 

 2020年05月20日(水)p25の佐賀新聞に熱中症予防に、「こまめに給水しましょう」と掲載されていましたが

その医学的根拠がありましたら、お知らせ下さい。06月09日の佐賀新聞にも記載されています。

 

 

下記は今までの経緯です。

 

 日本医師会は最初、熱中症予防に、塩分(スポーツドリンク)を飲むよう勧めていましたが、私からの指摘で

誤りである事を認め削除しました。(水中毒予防との事、熱中症予防ではない)

 

 また、厚労省は、熱中症予防に塩と水分補給の補充を報道していましたが、その医学的根拠を求めた所

大塚製薬の資料を提出されましたが、その医学的根拠はなかったので、誤りに気づき熱中症予防の管轄を

厚労省から環境庁(気象庁)に移しました。

 

 その後、気象庁は、「熱中症予防に、塩分と水分の補充を」と報道しましたが、その医学的根拠を求めた

所、気象庁の職員は医学的知識がないので、回答が出来ませんでした。

 その後、気象庁は、いろんな大学の医学部やスポーツ関係の専門家の人が「熱中症予防に、塩分と水分の補充を」と言っているので

それを報道しています。と言いましたので、その大学の教授等に問合せた所、医学的根拠は示せませんでした。

 

医学的根拠がない事を報道されるため、熱中症で死者や後遺症が続いています

 

  http://www.asunet.ne.jp/%7ebbb/997-08.html

 

熱中症予防について

 熱中症は身体の体温が上昇する病気です。熱中症になった人の血液検査をすると脱水症状と低ナトリウム(食塩不足)の症状がみられましたので、熱中症予防には、塩を含んだこまめな給水が必要だと考えられていました。

しかし、5分おきにスポーツドリンクを飲んでいたにもかかわらず、アメフトの試合中に高校生が熱中症で死亡しました。このように熱中症で病院に搬送された人や死亡した人のほとんどは、塩を含んだ水を飲んでいました。

 熱中症の原因は、塩や水不足ではなく、汗を拭きとるからです。体温が5度上昇すると熱中症で死亡しますが、汗を500cc気化させると体温は5度(体重70kg)下がります。膀胱には約500ccの水を蓄えているので、水が不足すると再吸収されます。

 体温が高くなると、脳は汗を出して冷却するように指令を出します。その汗を拭きとると、体温が下がらないので、ますます汗を出します。汗が出た場合には団扇や扇風機などで汗を気化させると体温が下がります。

 体温が上がり過ぎると、身体の機能を正常に保つ事が出来なくなるので、腎臓等の機能が低下して、脱水症状や低ナトリウムなどの症状が出効きます。これを熱中症の原因と勘違いしたのです。

 日本の夏の暑さは他の暑い国に比べれば凌ぎ易い方です。インドでは50度を超える事もあります。この国の人達が熱中症になりにくいのは、流れるような汗ではなく、皮膚を湿らせて効率よく冷却するようになっているからです。暑い国に育った人は暑さに強く、寒い国に育った人は寒さに強くなるよう皮膚の構造が変化します。このような適応能力は子供の頃に会得します。子供を冷暖房の整った温室で育てると、将来屋外で仕事が出来ない身体になってしまいます。温帯気候から亜熱帯気候に変化しつつある日本の風土に適応できる環境を整えてあげましょう。

 

 

 

  http://www.asunet.ne.jp/%7ebbb/993-12.html

 

 

佐賀新聞 2019年05月26日掲載

 

亜熱帯気候の日本の夏に適応を

 

 まだ、5月だというのに真夏日が記録されました。今年はどんな暑さの夏が来るのでしょうか?

でも、世界的に見れば日本の夏の暑さは、まだ厳しくはありません。豪州では、今年気温が50度を超える所もありました。数年前、インド出身の人と剣道をしたのですが、日本の夏の暑さは苦にはならないそうです。インドでは45~50度になるそうです。 

 

 体温を調整するのは、皮膚です。暑い国に育った人は皮膚を湿らせるような汗をかき、効率的に気化熱で体温を下げます。

 

 子供を冷房の効いた室内で過ごさせると、この機能の発達が阻害されるので、温帯気候から亜熱帯気候に移行しつつある日本の気候に順応出来ない大人になってしまいます。

 

 暑い時は、体温を下げるために出てくる汗を扇風機や団扇等を利用して体温を下げましょう。体温が5度上がると熱中症で死亡しますが、500ccの汗を気化させると体重70kgの人は、体温が5度下がります。膀胱には約500ccの水がありますが、水が不足すると膀胱の中の水を血管に戻します。

 

 身体が必要としない時に、水を飲ませると、膀胱の水を血管に戻すという機能も損なわれてきます。

 いつでも水が飲める状態の動物園の熊は、この能力が損なわれてくるので、冬眠中に脱水症状で死亡するケースが多くなります。

 

 人間が進化の過程で得てきた環境適応能力を最大限に発揮して、亜熱帯気候に順応出来る身体を作りましょう。

 

〒849-1321

佐賀県鹿島市古枝甲336-1

掛園 浩

0954-63-7118

Fax 63-7120

 

 鯉淵典之教授からは回答が来ましたが、こまめの水分補充が熱中症予防に繋がる

記述はありませんでした。

 

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Content-Transfer-Encoding: quoted-printable

佐賀県の掛園です。

 

 熱中症予防に、こまめに給水しましょうとNHKや新聞に掲載されていたので

その発言をした教授に下記の質問をしていました。

 

 医学的根拠がない発言をするので、日本は熱中症の犠牲者が絶えません。

 

 以下質問状です。

 

---------------------------------------------------------------------

気象庁、群馬大学大学院(環境生理学) 鯉淵典之教授殿

並び

帝京大病院高度救命緊急センター 三宅康史先生へ

 

 20200520日(水)p25の佐賀新聞に熱中症予防に、「こまめに給水しましょう」と掲載されていましたが

その医学的根拠がありましたら、お知らせ下さい。0609日の佐賀新聞にも記載されています。

 

 

下記は今までの経緯です。

 

 日本医師会は最初、熱中症予防に、塩分(スポーツドリンク)を飲むよう勧めていましたが、私からの指摘で

誤りである事を認め削除しました。(水中毒予防との事、熱中症予防ではない)

 

 また、厚労省は、熱中症予防に塩と水分補給の補充を報道していましたが、その医学的根拠を求めた所

大塚製薬の資料を提出されましたが、その医学的根拠はなかったので、誤りに気づき熱中症予防の管轄を

厚労省から環境庁(気象庁)に移しました。

 

 その後、気象庁は、「熱中症予防に、塩分と水分の補充を」と報道しましたが、その医学的根拠を求めた

所、気象庁の職員は医学的知識がないので、回答が出来ませんでした。

 その後、気象庁は、いろんな大学の医学部やスポーツ関係の専門家の人が「熱中症予防に、塩分と水分の補充を」と言っているので

それを報道しています。と言いましたので、その大学の教授等に問合せた所、医学的根拠は示せませんでした。

 

医学的根拠がない事を報道されるため、熱中症で死者や後遺症が続いています

 

http://www.asunet.ne.jp/%7ebbb/997-08.html

 

熱中症予防について

 熱中症は身体の体温が上昇する病気です。熱中症になった人の血液検査をすると脱水症状と低ナトリウム(食塩不足)の症状がみられましたので、熱中症予防には、塩を含んだこまめな給水が必要だと考えられていました。

しかし、5分おきにスポーツドリンクを飲んでいたにもかかわらず、アメフトの試合中に高校生が熱中症で死亡しました。このように熱中症で病院に搬送された人や死亡した人のほとんどは、塩を含んだ水を飲んでいました。

 熱中症の原因は、塩や水不足ではなく、汗を拭きとるからです。体温が5度上昇すると熱中症で死亡しますが、汗を500cc気化させると体温は5度(体重70kg)下がります。膀胱には約500ccの水を蓄えているので、水が不足すると再吸収されます。

 体温が高くなると、脳は汗を出して冷却するように指令を出します。その汗を拭きとると、体温が下がらないので、ますます汗を出します。汗が出た場合には団扇や扇風機などで汗を気化させると体温が下がります。

 体温が上がり過ぎると、身体の機能を正常に保つ事が出来なくなるので、腎臓等の機能が低下して、脱水症状や低ナトリウムなどの症状が出効きます。これを熱中症の原因と勘違いしたのです。

 日本の夏の暑さは他の暑い国に比べれば凌ぎ易い方です。インドでは50度を超える事もあります。この国の人達が熱中症になりにくいのは、流れるような汗ではなく、皮膚を湿らせて効率よく冷却するようになっているからです。暑い国に育った人は暑さに強く、寒い国に育った人は寒さに強くなるよう皮膚の構造が変化します。このような適応能力は子供の頃に会得します。子供を冷暖房の整った温室で育てると、将来屋外で仕事が出来ない身体になってしまいます。温帯気候から亜熱帯気候に変化しつつある日本の風土に適応できる環境を整えてあげましょう。

 

 

 

http://www.asunet.ne.jp/%7ebbb/993-12.html

 

 

佐賀新聞 20190526日掲載

 

亜熱帯気候の日本の夏に適応を

 

 まだ、5月だというのに真夏日が記録されました。今年はどんな暑さの夏が来るのでしょうか?

でも、世界的に見れば日本の夏の暑さは、まだ厳しくはありません。豪州では、今年気温が50度を超える所もありました。数年前、インド出身の人と剣道をしたのですが、日本の夏の暑さは苦にはならないそうです。インドでは4550度になるそうです。 

 

 体温を調整するのは、皮膚です。暑い国に育った人は皮膚を湿らせるような汗をかき、効率的に気化熱で体温を下げます。

 

 子供を冷房の効いた室内で過ごさせると、この機能の発達が阻害されるので、温帯気候から亜熱帯気候に移行しつつある日本の気候に順応出来ない大人になってしまいます。

 

 暑い時は、体温を下げるために出てくる汗を扇風機や団扇等を利用して体温を下げましょう。体温が5度上がると熱中症で死亡しますが、500ccの汗を気化させると体重70kgの人は、体温が5度下がります。膀胱には約500ccの水がありますが、水が不足すると膀胱の中の水を血管に戻します。

 

 身体が必要としない時に、水を飲ませると、膀胱の水を血管に戻すという機能も損なわれてきます。

 いつでも水が飲める状態の動物園の熊は、この能力が損なわれてくるので、冬眠中に脱水症状で死亡するケースが多くなります。

 

 人間が進化の過程で得てきた環境適応能力を最大限に発揮して、亜熱帯気候に順応出来る身体を作りましょう。

 

849-1321

佐賀県鹿島市古枝甲336-1

掛園 浩

0954-63-7118

Fax 63-7120

 

 鯉淵典之教授からは回答が来ましたが、こまめの水分補充が熱中症予防に繋がる

記述はありませんでした。