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Date: Thu, 30 Jul 2020 00:19:50 +0900
From: 掛園 浩 
Reply-To: publichealthnetwork@umin.ac.jp
Subject: [PHNetwork:001181] 紫外線浴びるのも必要
To: publichealthnetwork@umin.ac.jp (PHNetwork)
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X-ML-Info: If you have a question,  please contact publichealthnetwork-request@umin.ac.jp;  
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Lines: 235
List-Id: publichealthnetwork.umin.ac.jp
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佐賀県の掛園です。

 

紫外線浴びるのも必要

 

 最初の人類の祖先が繁栄した場所は、太陽の光が燦々と降り注ぐ赤道近くで住む黒人でした。赤道に近い所は紫外線が強いため、適切な量の紫外線を確保するため、肌の色が黒い人種が優位だったので黒人が繁栄しました。一方、武力的に弱い人種は、北の方に追い込まれました。緯度が高くなると紫外線の量が少なくなるので、太陽の紫外線を吸収しやすいように肌が白い人種だけが子孫を残せたのです。肌が白くないと皮膚の表面で紫外線が吸収できず、骨の病気「くる病」になってしまいます。逆に、肌が黒いまま、緯度の高い地域に住むと紫外線を必要量吸収出来ないので、「くる病」になります。

 

 昔、英国の罪人(白人)は豪州に送られました。豪州の紫外線は白人にとっては量が多すぎるので皮膚がんを引き起こします。ですから、学校の屋外の体育の授業では、長袖、長ズボン、サングラスの着用が義務付けられています。

 

 一方、中緯度に住む黄色民族の日本人は、白人と違い、紫外線を浴びると皮膚の表面にメラニン色素が出来て、皮膚の内部まで紫外線が通過出来ないように保護層を作ってくれます。この保護層のおかげで皮膚のしみや皮膚がん、火傷等から守ってくれるのです。普段から、日焼け止めクリーム等を塗っている人が急に海水浴などで紫外線を浴びると、メラニン色素が出来ていないので皮膚が損傷して、深部にしみや表層に火傷が出来るのはこのためです。また、過度な紫外線防止は「くる病」の原因です。

 

 夏に日焼けした人も、夏が終わると、皮膚から効率よく紫外線を吸収出来るよう日焼けが元に戻ります。

 日焼けが嫌いな人でも、一日5分程度は紫外線を浴びて、皮膚の損傷を防ぐメラニン色素を作り、そして「くる病」を防ぎましょう。

 

 紫外線の量によって人類の祖先が進化の過程で得てきた皮膚の適応能力を利用して健全な皮膚と身体を維持しましょう。

 

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佐賀県の掛園です。

 

紫外線浴びるのも必要

 

 最初の人類の祖先が繁栄した場所は、太陽の光が燦々と降り注ぐ赤道近くで住む黒人でした。赤道に近い所は紫外線が強いため、適切な量の紫外線を確保するため、肌の色が黒い人種が優位だったので黒人が繁栄しました。一方、武力的に弱い人種は、北の方に追い込まれました。緯度が高くなると紫外線の量が少なくなるので、太陽の紫外線を吸収しやすいように肌が白い人種だけが子孫を残せたのです。肌が白くないと皮膚の表面で紫外線が吸収できず、骨の病気「くる病」になってしまいます。逆に、肌が黒いまま、緯度の高い地域に住むと紫外線を必要量吸収出来ないので、「くる病」になります。

 

 昔、英国の罪人(白人)は豪州に送られました。豪州の紫外線は白人にとっては量が多すぎるので皮膚がんを引き起こします。ですから、学校の屋外の体育の授業では、長袖、長ズボン、サングラスの着用が義務付けられています。

 

 一方、中緯度に住む黄色民族の日本人は、白人と違い、紫外線を浴びると皮膚の表面にメラニン色素が出来て、皮膚の内部まで紫外線が通過出来ないように保護層を作ってくれます。この保護層のおかげで皮膚のしみや皮膚がん、火傷等から守ってくれるのです。普段から、日焼け止めクリーム等を塗っている人が急に海水浴などで紫外線を浴びると、メラニン色素が出来ていないので皮膚が損傷して、深部にしみや表層に火傷が出来るのはこのためです。また、過度な紫外線防止は「くる病」の原因です。

 

 夏に日焼けした人も、夏が終わると、皮膚から効率よく紫外線を吸収出来るよう日焼けが元に戻ります。

 日焼けが嫌いな人でも、一日5分程度は紫外線を浴びて、皮膚の損傷を防ぐメラニン色素を作り、そして「くる病」を防ぎましょう。

 

 紫外線の量によって人類の祖先が進化の過程で得てきた皮膚の適応能力を利用して健全な皮膚と身体を維持しましょう。