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Date: Thu, 13 Aug 2020 06:34:53 +0900
From: 掛園 浩 
Reply-To: publichealthnetwork@umin.ac.jp
Subject: [PHNetwork:001188] 熱中症予防に霧吹きを
To: publichealthnetwork@umin.ac.jp (PHNetwork)
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X-MLServer: fml [fml 4.0.3 release (20011202/4.0.3)]; post only (only members can post)
X-ML-Info: If you have a question,  please contact publichealthnetwork-request@umin.ac.jp;  
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Authentication-Results: stark.umin.ac.jp;  spf=softfail (umin.ac.jp: domain of bbb@po.asunet.ne.jp does not designate 61.7.75.2 as permitted sender) smtp.mailfrom=bbb@po.asunet.ne.jp
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Lines: 206
List-Id: publichealthnetwork.umin.ac.jp
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佐賀県の掛園です。

 

熱中症予防に霧吹きを

 

 野球をしている子供が、スポーツドリンクをこまめに飲んでいるが熱中症になりやすくどのように予防したらいいか私に尋ねられたました。昨年は約10万人の熱中症患者が病院に搬送されましたが、その患者さんの多くは、こまめに水分補給をしていました。

 

 この原因は、熱中症で体温が上昇すると、脳の機能が低下して、身体の正常な状態を維持出来なくなる病気です。脳の機能が低下すると腎臓への指令がうまくいかなくなるので、血液検査をすると、脱水症状と低ナトリウム症があらわれます。よって、熱中症の原因は給水や塩不足で熱中症になったと日本では勘違いされて誤った発表がされているだけです。

 

 日本の暑さは、赤道に近い国に比べれば大した事はありません。インドは50度を超える事もめずらしくありません。このような熱帯気候に住む人は皮膚に霧吹きの水を吹きかけたような汗をかいて効率的に体温を下げます。汗の粒が小さいと小さい程、気化しやすいので効率的に体温を下げます。日本より暑い国の人達が熱中症に、ほとんどならないのはこのような皮膚を持っているからです。このような皮膚は、子供の時にどのような環境に住んだかで変化します。子供を空調設備が整った空間で育てると、暑さに適応する皮膚が発達しなくなり、屋外で仕事が出来ない大人になってしまいます。

 

 熱中症の予防に、霧吹きで皮膚を濡らして見て下さい。非常に効率的に体温を下げ、熱中症予防に繋がります。

 

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佐賀県の掛園です。

 

熱中症予防に霧吹きを

 

 野球をしている子供が、スポーツドリンクをこまめに飲んでいるが熱中症になりやすくどのように予防したらいいか私に尋ねられたました。昨年は約10万人の熱中症患者が病院に搬送されましたが、その患者さんの多くは、こまめに水分補給をしていました。

 

 この原因は、熱中症で体温が上昇すると、脳の機能が低下して、身体の正常な状態を維持出来なくなる病気です。脳の機能が低下すると腎臓への指令がうまくいかなくなるので、血液検査をすると、脱水症状と低ナトリウム症があらわれます。よって、熱中症の原因は給水や塩不足で熱中症になったと日本では勘違いされて誤った発表がされているだけです。

 

 日本の暑さは、赤道に近い国に比べれば大した事はありません。インドは50度を超える事もめずらしくありません。このような熱帯気候に住む人は皮膚に霧吹きの水を吹きかけたような汗をかいて効率的に体温を下げます。汗の粒が小さいと小さい程、気化しやすいので効率的に体温を下げます。日本より暑い国の人達が熱中症に、ほとんどならないのはこのような皮膚を持っているからです。このような皮膚は、子供の時にどのような環境に住んだかで変化します。子供を空調設備が整った空間で育てると、暑さに適応する皮膚が発達しなくなり、屋外で仕事が出来ない大人になってしまいます。

 

 熱中症の予防に、霧吹きで皮膚を濡らして見て下さい。非常に効率的に体温を下げ、熱中症予防に繋がります。