医師の先生方、コレステロール値が高いと薬を服用している方
薬剤師の小川です
数年前ですがコレステロールの薬を服用して今迄普通に歩けた方が、
徐々に歩けなくなり杖をつくまでに酷くなった患者さんがいらっしゃいました。
今、主なコレステロール値を下げる薬として使用されているのは
ストロングスタチン
と呼ばれる、早い方だと、２週間で血液検査の結果正常に戻るよく効果のある薬です。
３種類あります。
クレストール（ロスバスタチン）
リピトール（アトルバスタチン）
リバロ（ビタバスタチン）
とても効果があるのですが、高脂血症治療薬は副作用である横紋筋融解症があります。
症状としては、手足のしびれ、だるい、倦怠感、頭痛、赤褐色尿があります。
患者さんに説明すると、だるい、倦怠感、頭痛は毎日ずっとだよっと言われますが、
判断が分かりやすいのは、尿の色が紅茶みたいに少し赤くなることです。
尿の色がいつもと違うと思ったらすぐに服用を中止してください。
医師に疑義照会をしたところ、
「少し様子をみましょう」
「一日おきに飲みましょう」
「検査の結果、高い時だけ飲みましょう」
などの返答がきますが、
必ず服用中止で他の薬剤に変更するなどのご指導をお願いします。
コレステロール値が高いと言われて飲んでいる方も尿の色をよくみて頂き、
少しでもいつもと尿の色が違うと思ったら服用中止して医師にご報告お願いします。
歩けなくなった患者さんは
１日量 クレストール 10�r 服用していました。添付文章には10�r可
となっていますが、飲みすぎです。せめて１日量2.5mg〜5�rです。