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Date: Mon, 29 Mar 2021 20:06:38 +0900
From: 小川 
Reply-To: publichealthnetwork@umin.ac.jp
Subject: [PHNetwork:001302] Re: [PHNetwork:001301] Re: [PHNetwork:001300] 笑いが多い人はガンになりにくい
To: publichealthnetwork@umin.ac.jp (PHNetwork)
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津田先生
ご教示ありがとうございます。

今、研究者がわかっていることは、地球が誕生して約46億年、生命が誕生して約36億年と言われています。その証拠はあるのでしょうか。「約」という言葉がいつか消える日がくるのでしょうか?
生命の誕生の約36億年の歴史の中で私達、人間が生きています。
すべて現代の人間が証拠を捉えるのは不可能でしょう。

医学の世界に100%と言うのは存在しません。証拠がすべて存在するのであれば、世界中の研究者は必要ありません。困りません。医師も必要ありません。今の人類が生きていくなかで何が大事なのか探っているのが、現代の人間です。約36億年の年月をかけて、ここまで人類が進化してきた証拠を一瞬で証拠を掴むのはまだまだ何億年の年月が必要かと思います。
宇宙の果てもあるのでしょうか?みんな研究者たちは分からない事だらけで困っています。

みんな医学の世界も薬学の世界も「多分これが有力」というのを試しているのです。
人類が生きていく中で少しでも目に見えぬ証拠を少しづつ、少しづつ重ねて次の世代に引き継ぐのが私達の仕事ではないでしょうか。

以上


2021年3月29日(月) 18:55 Toshihide Tsuda :

> 小川様、
> ご教示ありがとうございます。
> ところで、国際がん研究機関IARCによりますと、現在、確認されている人への発がん物質(Group 1)は121だそうです。
> https://monographs.iarc.who.int/agents-classified-by-the-iarc/
> 探してみましたが、この中に、ストレスはありませんでした。ストレスは物質と異なるとありますが、国際がん研究機関は、作業工程なども検討の対象にしています。
> 個人習慣なども検討の対象にしています。下記のリンクをご覧ください。
>
> https://monographs.iarc.who.int/wp-content/uploads/2019/07/Cogliano_2011_JNCI_Preventable_Exposures.pdf
>   Occupations Aluminum production Lung; urinary bladder Sup 7 (1987); 92
> (2010)
>  Auramine production Urinary bladder 1 (1972); 99 (2010)
>  Coal gasification Lung 34 (1984); 92 (2010)
>  Coal tar distillation Skin 34 (1984); 92 (2010)
>  Coke production Lung 34 (1984); 92 (2010)
>  Hematite mining (underground) Lung 1 (1972)
>  Iron and steel founding Lung Sup 7 (1987)
>  Isopropyl alcohol production Nasal cavity and paranasal sinus 15 (1977)
>  Magenta production Urinary bladder Sup 7 (1987); 57 (1993); 99 (2010)
>  Painting Lung; mesothelioma * ; urinary bladder * Maternal exposure:
> childhood leukemia 47 (1989); 98 (2010)
>  Rubber production industry Leukemia, lymphoma; lung; stomach; urinary
> bladder Larynx; esophagus; prostate 28 (1982) Welding ¶ Eye (melanoma)
>
> ストレスは、しばしば、がんに罹患するよりも、重大で苦しい状況を生み出すと思います。しかし、重大で苦しいからといって発がんを引き起こすこととは別だと思います。
>
> 小川さんのおっしゃる通りストレスはコントロールできるに越したことがありません。そのためにパンフレットに書かれていることも役立つと思います。しかしがんと関係づけるには根拠も必要かと思います。
> 私も見逃しているからかもしれませんので、どこか、ストレスががんを引き起こすという証拠などありましたら、ご教示いただけますと幸いです。
> 岡山大学・津田敏秀
>
> 2021年3月29日(月) 17:58 小川 :
>
>> 皆様
>> いつもお世話になっております。
>> 薬剤師の小川です。
>>
>> A病院のA医師の患者さん用のパンフレットから
>> なるほど と思ったのでご紹介します。
>>
>>
>> ストレスがガンをつくる
>>
>> ○完璧主義は捨てよう→「まあ、いいかも」も大切です。
>> ○ありのままの自分を受け入れよう→「自分は自分」でいいのです。
>> ○自分にとって何がストレスになりやすいか知っておこう→
>> ストレスに早く気が付くことができ、ためずにすみます
>> ○カッコ悪い日があったっていい!→たまには弱音もグチもいいもんです
>> ○心の欲求に正直に→協調性も大切ですが、合わせてばかりはストレスのもと。
>> ときには「ノー」と言う勇気を
>> ○なんでもいい。大好きなことを見つけよう→心の疲れによく効きます。
>> ○なによりも「いま」が大事→過ぎたことや先のことをクヨクヨ考えない。
>> 大切なのは「いま」!
>>
>> 以上です
>>
>>
>>
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津田先生 
ご教示ありがとうございます。

今、研究者がわかっていることは、地球が誕生して約46億年、生命が誕生して約36億年と言われています。その証拠はあるのでしょうか。「約」という言葉がいつか消える日がくるのでしょうか?
生命の誕生の約36億年の歴史の中で私達、人間が生きています。
すべて現代の人間が証拠を捉えるのは不可能でしょう。

医学の世界に100%と言うのは存在しません。証拠がすべて存在するのであれば、世界中の研究者は必要ありません。困りません。医師も必要ありません。今の人類が生きていくなかで何が大事なのか探っているのが、現代の人間です。約36億年の年月をかけて、ここまで人類が進化してきた証拠を一瞬で証拠を掴むのはまだまだ何億年の年月が必要かと思います。
宇宙の果てもあるのでしょうか?みんな研究者たちは分からない事だらけで困っています。

みんな医学の世界も薬学の世界も「多分これが有力」というのを試しているのです。
人類が生きていく中で少しでも目に見えぬ証拠を少しづつ、少しづつ重ねて次の世代に引き継ぐのが私達の仕事ではないでしょうか。

以上


2021年3月29日(月) 18:55 Toshihide Tsuda <tsudatos@md.okayama-u.ac.jp>:
小川様、
 ご教示ありがとうございます。
 ところで、国際がん研究機関IARCによりますと、現在、確認されている人への発がん物質(Group 1)は121だそうです。
 探してみましたが、この中に、ストレスはありませんでした。ストレスは物質と異なるとありますが、国際がん研究機関は、作業工程なども検討の対象にしています。
 個人習慣なども検討の対象にしています。下記のリンクをご覧ください。
Occupations Aluminum production Lung; urinary bladder Sup 7 (1987); 92 (2010)
Auramine production Urinary bladder 1 (1972); 99 (2010)
Coal gasification Lung 34 (1984); 92 (2010)
Coal tar distillation Skin 34 (1984); 92 (2010)
Coke production Lung 34 (1984); 92 (2010)
Hematite mining (underground) Lung 1 (1972)
Iron and steel founding Lung Sup 7 (1987)
Isopropyl alcohol production Nasal cavity and paranasal sinus 15 (1977)
Magenta production Urinary bladder Sup 7 (1987); 57 (1993); 99 (2010)
Painting Lung; mesothelioma * ; urinary bladder *Maternal exposure: childhood leukemia47 (1989); 98 (2010)
Rubber production industry Leukemia, lymphoma; lung; stomach; urinary bladderLarynx; esophagus; prostate 28 (1982) Welding ¶ Eye (melanoma)
 ストレスは、しばしば、がんに罹患するよりも、重大で苦しい状況を生み出すと思います。しかし、重大で苦しいからといって発がんを引き起こすこととは別だと思います。
 小川さんのおっしゃる通りストレスはコントロールできるに越したことがありません。そのためにパンフレットに書かれていることも役立つと思います。しかしがんと関係づけるには根拠も必要かと思います。
 私も見逃しているからかもしれませんので、どこか、ストレスががんを引き起こすという証拠などありましたら、ご教示いただけますと幸いです。
                                         岡山大学・津田敏秀

2021年3月29日(月) 17:58 小川 <ogawa1dog@gmail.com>:
皆様
いつもお世話になっております。
薬剤師の小川です。

A病院のA医師の患者さん用のパンフレットから
なるほど と思ったのでご紹介します。


ストレスがガンをつくる

○完璧主義は捨てよう→「まあ、いいかも」も大切です。
○ありのままの自分を受け入れよう→「自分は自分」でいいのです。
○自分にとって何がストレスになりやすいか知っておこう→
  ストレスに早く気が付くことができ、ためずにすみます
○カッコ悪い日があったっていい!→たまには弱音もグチもいいもんです
○心の欲求に正直に→協調性も大切ですが、合わせてばかりはストレスのもと。
   ときには「ノー」と言う勇気を
○なんでもいい。大好きなことを見つけよう→心の疲れによく効きます。
○なによりも「いま」が大事→過ぎたことや先のことをクヨクヨ考えない。
    大切なのは「いま」!

以上です