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Date: Mon, 29 Mar 2021 21:58:36 +0900
From: 小川 
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Subject: [PHNetwork:001304] Re: [PHNetwork:001303] Re: [PHNetwork:001302] Re: [PHNetwork:001301] Re: [PHNetwork:001300] 笑いが多い人はガンになりにくい
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津田先生

小川です

大変申し訳ありません。ガンとストレスについて研究している時間がありません。
家の掃除、洗濯、料理、旦那の世話で1日が終わります。
そして今、私の力で少しでも患者様の病気がよくなればと考えているだけです。
その勉強をしています。

世の中、天才もいれば、私みたいなバカもいるのです。MLに参加してらっしゃる先生方は
私みたいなバカは相手にできないと思いますので大変申し訳ありませんでした。

このようにいろいろな先生方とご意見を交換できる機会を与えてくださった切明先生、
他の皆様方に深く感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。







2021年3月29日(月) 21:25 Toshihide Tsuda :

> 小川様、早速ご連絡ありがとうございます。
>
> 実は、岡山にはいくつかの霊験あらたかな神社がいくつかあります。その神社を、ニコニコしながら最低5社はお参りをし、1000円ずつお賽銭を払えば、がんにはならないと言われています。
>
> 逆に言うと、岡山に住みながら、神社にお参りもせず、ニコニコもせず、従って1000円のお賽銭も投げないのであれば、がんが増えるのです。しかし、国際がん研究機関は、岡山の有力神社にお参りしないことを発がん物質や発がん工程や発がん習慣に分類していません。でも私は「多分これが有力」と思って、時々ニコニコながら神社にお参りしています。
>
> 人の発がん物質を研究している研究者(地球誕生からの長さを計測している研究者ではありません)は、「多分これが有力」と思われる発がん物質について、それに曝された人と曝されなかった人とを調査します。その結果が論文として発表され、その論文を集めて、これまたこの論文を作成した研究者たちを集めて「多分これが有力」と考える以上のことが言えるのかどうか1週間ばかり話し合います。その結果、「これは人における発がん物質と言える」ものがGroup
> 1、すなわち人における発がん物質としてリストアップされるのです。そのリストアップを見て、世界中の公衆衛生従事者は、がんの予防活動の参考にします。「タバコを吸うのは止めましょう」というのは、そのためです。
>
>
> 研究者にはいろいろありますが、人のがんの原因を調べている研究者はこのことをしています。研究者には給料が支払われています。発がん物質のリストを見てがんの予防活動の参考にする公衆衛生従事者にも給料が支払われています。かなりの部分は税金が出資源です。岡山で神社にお参りすることによりがんの発生を予防するのが「多分これが有力」と私が考えているからといって。研究者と公衆衛生従事者という限られた人的資源を投入して良いのでしょうか?
>
> 「多分これが有力」と思われているのは仮説です。仮説は自然科学研究には不可欠な始まりです。しかし、仮説と、それに従う自然科学研究の結果得られた知見とは異なります。ましてや共通した仮説のもとに行われたいくつかの自然科学研究の結果得られた知見を集めて「人における発がん物質」(Group
> 1)と下された結論とも異なります。これらの一連のプロセスは研究者によってしばしば行われますが、発がん研究というような息の長い研究でなければ、医師や公衆衛生従事者によっても行われます。小川さんは「
> 世界中の研究者は必要ありません。医師も必要ありません」と言われますが、小川さんのご主張が正しい場合こそ、「世界中の研究者は必要ありません。
> 医師も必要ありません」ということになります。医師は、手術をする以外に、これらの知見を世間に比べれば集中的に知っているからこそ信頼されるのです。
>
>
> 私は、地球が誕生して以来の世界のすべてを私が知っていると言っているわけではありません。単に人における発がん物質のうち、「世界中の研究から判断された人における発がん物質」について説明しているだけです。小川さんは、小川さんとA先生が「多分これが有力と思った発がんの原因」について説明しているだけです。本気で小川さんが「多分これが有力」と思われているのでしたら、是非、発がんとの因果関係を証明してください。実際に、交代制勤務というとてもストレスのたまる勤務形態と発がんの因果関係に関しての研究がなされています。私自身も「多分これが有力」と思った発がん物質と人の発がんの因果関係を証明し、私費もつぎ込んで人生のかなりの時間を費やして論文に書いてきました。
>
> 小川さんの本気を期待しております。有力仮説のご提示ありがとうございました。少し傷つけてしまったとしたらすみません。しかし、ストレスは減らした方が良いと思いますが(ストレスは人に必要だという人もいますが)、無理やりがんと結びつける必要はないと思います。ご参考になれば幸いです。
> 津田
>
> 2021年3月29日(月) 20:06 小川 :
>
>> 津田先生
>> ご教示ありがとうございます。
>>
>>
>> 今、研究者がわかっていることは、地球が誕生して約46億年、生命が誕生して約36億年と言われています。その証拠はあるのでしょうか。「約」という言葉がいつか消える日がくるのでしょうか?
>> 生命の誕生の約36億年の歴史の中で私達、人間が生きています。
>> すべて現代の人間が証拠を捉えるのは不可能でしょう。
>>
>>
>> 医学の世界に100%と言うのは存在しません。証拠がすべて存在するのであれば、世界中の研究者は必要ありません。困りません。医師も必要ありません。今の人類が生きていくなかで何が大事なのか探っているのが、現代の人間です。約36億年の年月をかけて、ここまで人類が進化してきた証拠を一瞬で証拠を掴むのはまだまだ何億年の年月が必要かと思います。
>> 宇宙の果てもあるのでしょうか?みんな研究者たちは分からない事だらけで困っています。
>>
>> みんな医学の世界も薬学の世界も「多分これが有力」というのを試しているのです。
>> 人類が生きていく中で少しでも目に見えぬ証拠を少しづつ、少しづつ重ねて次の世代に引き継ぐのが私達の仕事ではないでしょうか。
>>
>> 以上
>>
>>
>> 2021年3月29日(月) 18:55 Toshihide Tsuda :
>>
>>> 小川様、
>>> ご教示ありがとうございます。
>>> ところで、国際がん研究機関IARCによりますと、現在、確認されている人への発がん物質(Group 1)は121だそうです。
>>> https://monographs.iarc.who.int/agents-classified-by-the-iarc/
>>>
>>> 探してみましたが、この中に、ストレスはありませんでした。ストレスは物質と異なるとありますが、国際がん研究機関は、作業工程なども検討の対象にしています。
>>> 個人習慣なども検討の対象にしています。下記のリンクをご覧ください。
>>>
>>> https://monographs.iarc.who.int/wp-content/uploads/2019/07/Cogliano_2011_JNCI_Preventable_Exposures.pdf
>>>   Occupations Aluminum production Lung; urinary bladder Sup 7 (1987); 92
>>> (2010)
>>>  Auramine production Urinary bladder 1 (1972); 99 (2010)
>>>  Coal gasification Lung 34 (1984); 92 (2010)
>>>  Coal tar distillation Skin 34 (1984); 92 (2010)
>>>  Coke production Lung 34 (1984); 92 (2010)
>>>  Hematite mining (underground) Lung 1 (1972)
>>>  Iron and steel founding Lung Sup 7 (1987)
>>>  Isopropyl alcohol production Nasal cavity and paranasal sinus 15 (1977)
>>>  Magenta production Urinary bladder Sup 7 (1987); 57 (1993); 99 (2010)
>>>  Painting Lung; mesothelioma * ; urinary bladder * Maternal exposure:
>>> childhood leukemia 47 (1989); 98 (2010)
>>>  Rubber production industry Leukemia, lymphoma; lung; stomach; urinary
>>> bladder Larynx; esophagus; prostate 28 (1982) Welding ¶ Eye (melanoma)
>>>
>>> ストレスは、しばしば、がんに罹患するよりも、重大で苦しい状況を生み出すと思います。しかし、重大で苦しいからといって発がんを引き起こすこととは別だと思います。
>>>
>>> 小川さんのおっしゃる通りストレスはコントロールできるに越したことがありません。そのためにパンフレットに書かれていることも役立つと思います。しかしがんと関係づけるには根拠も必要かと思います。
>>> 私も見逃しているからかもしれませんので、どこか、ストレスががんを引き起こすという証拠などありましたら、ご教示いただけますと幸いです。
>>> 岡山大学・津田敏秀
>>>
>>> 2021年3月29日(月) 17:58 小川 :
>>>
>>>> 皆様
>>>> いつもお世話になっております。
>>>> 薬剤師の小川です。
>>>>
>>>> A病院のA医師の患者さん用のパンフレットから
>>>> なるほど と思ったのでご紹介します。
>>>>
>>>>
>>>> ストレスがガンをつくる
>>>>
>>>> ○完璧主義は捨てよう→「まあ、いいかも」も大切です。
>>>> ○ありのままの自分を受け入れよう→「自分は自分」でいいのです。
>>>> ○自分にとって何がストレスになりやすいか知っておこう→
>>>> ストレスに早く気が付くことができ、ためずにすみます
>>>> ○カッコ悪い日があったっていい!→たまには弱音もグチもいいもんです
>>>> ○心の欲求に正直に→協調性も大切ですが、合わせてばかりはストレスのもと。
>>>> ときには「ノー」と言う勇気を
>>>> ○なんでもいい。大好きなことを見つけよう→心の疲れによく効きます。
>>>> ○なによりも「いま」が大事→過ぎたことや先のことをクヨクヨ考えない。
>>>> 大切なのは「いま」!
>>>>
>>>> 以上です
>>>>
>>>>
>>>>
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津田先生

小川です

大変申し訳ありません。ガンとストレスについて研究している時間がありません。
家の掃除、洗濯、料理、旦那の世話で1日が終わります。
そして今、私の力で少しでも患者様の病気がよくなればと考えているだけです。
その勉強をしています。

世の中、天才もいれば、私みたいなバカもいるのです。MLに参加してらっしゃる先生方は
私みたいなバカは相手にできないと思いますので大変申し訳ありませんでした。

このようにいろいろな先生方とご意見を交換できる機会を与えてくださった切明先生、
他の皆様方に深く感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。







2021年3月29日(月) 21:25 Toshihide Tsuda <tsudatos@md.okayama-u.ac.jp>:
小川様、早速ご連絡ありがとうございます。
 実は、岡山にはいくつかの霊験あらたかな神社がいくつかあります。その神社を、ニコニコしながら最低5社はお参りをし、1000円ずつお賽銭を払えば、がんにはならないと言われています。
逆に言うと、岡山に住みながら、神社にお参りもせず、ニコニコもせず、従って1000円のお賽銭も投げないのであれば、がんが増えるのです。しかし、国際がん研究機関は、岡山の有力神社にお参りしないことを発がん物質や発がん工程や発がん習慣に分類していません。でも私は「多分これが有力」と思って、時々ニコニコながら神社にお参りしています。

 人の発がん物質を研究している研究者(地球誕生からの長さを計測している研究者ではありません)は、「多分これが有力」と思われる発がん物質について、それに曝された人と曝されなかった人とを調査します。その結果が論文として発表され、その論文を集めて、これまたこの論文を作成した研究者たちを集めて「多分これが有力」と考える以上のことが言えるのかどうか1週間ばかり話し合います。その結果、「これは人における発がん物質と言える」ものがGroup 1、すなわち人における発がん物質としてリストアップされるのです。そのリストアップを見て、世界中の公衆衛生従事者は、がんの予防活動の参考にします。「タバコを吸うのは止めましょう」というのは、そのためです。

 研究者にはいろいろありますが、人のがんの原因を調べている研究者はこのことをしています。研究者には給料が支払われています。発がん物質のリストを見てがんの予防活動の参考にする公衆衛生従事者にも給料が支払われています。かなりの部分は税金が出資源です。岡山で神社にお参りすることによりがんの発生を予防するのが「多分これが有力」と私が考えているからといって。研究者と公衆衛生従事者という限られた人的資源を投入して良いのでしょうか?

 「多分これが有力」と思われているのは仮説です。仮説は自然科学研究には不可欠な始まりです。しかし、仮説と、それに従う自然科学研究の結果得られた知見とは異なります。ましてや共通した仮説のもとに行われたいくつかの自然科学研究の結果得られた知見を集めて「人における発がん物質」(Group 1)と下された結論とも異なります。これらの一連のプロセスは研究者によってしばしば行われますが、発がん研究というような息の長い研究でなければ、医師や公衆衛生従事者によっても行われます。小川さんは「世界中の研究者は必要ありません。医師も必要ありません」と言われますが、小川さんのご主張が正しい場合こそ、「世界中の研究者は必要ありません。医師も必要ありません」ということになります。医師は、手術をする以外に、これらの知見を世間に比べれば集中的に知っているからこそ信頼されるのです。

 私は、地球が誕生して以来の世界のすべてを私が知っていると言っているわけではありません。単に人における発がん物質のうち、「世界中の研究から判断された人における発がん物質」について説明しているだけです。小川さんは、小川さんとA先生が「多分これが有力と思った発がんの原因」について説明しているだけです。本気で小川さんが「多分これが有力」と思われているのでしたら、是非、発がんとの因果関係を証明してください。実際に、交代制勤務というとてもストレスのたまる勤務形態と発がんの因果関係に関しての研究がなされています。私自身も「多分これが有力」と思った発がん物質と人の発がんの因果関係を証明し、私費もつぎ込んで人生のかなりの時間を費やして論文に書いてきました。

 小川さんの本気を期待しております。有力仮説のご提示ありがとうございました。少し傷つけてしまったとしたらすみません。しかし、ストレスは減らした方が良いと思いますが(ストレスは人に必要だという人もいますが)、無理やりがんと結びつける必要はないと思います。ご参考になれば幸いです。          津田

2021年3月29日(月) 20:06 小川 <ogawa1dog@gmail.com>:
津田先生 
ご教示ありがとうございます。

今、研究者がわかっていることは、地球が誕生して約46億年、生命が誕生して約36億年と言われています。その証拠はあるのでしょうか。「約」という言葉がいつか消える日がくるのでしょうか?
生命の誕生の約36億年の歴史の中で私達、人間が生きています。
すべて現代の人間が証拠を捉えるのは不可能でしょう。

医学の世界に100%と言うのは存在しません。証拠がすべて存在するのであれば、世界中の研究者は必要ありません。困りません。医師も必要ありません。今の人類が生きていくなかで何が大事なのか探っているのが、現代の人間です。約36億年の年月をかけて、ここまで人類が進化してきた証拠を一瞬で証拠を掴むのはまだまだ何億年の年月が必要かと思います。
宇宙の果てもあるのでしょうか?みんな研究者たちは分からない事だらけで困っています。

みんな医学の世界も薬学の世界も「多分これが有力」というのを試しているのです。
人類が生きていく中で少しでも目に見えぬ証拠を少しづつ、少しづつ重ねて次の世代に引き継ぐのが私達の仕事ではないでしょうか。

以上


2021年3月29日(月) 18:55 Toshihide Tsuda <tsudatos@md.okayama-u.ac.jp>:
小川様、
 ご教示ありがとうございます。
 ところで、国際がん研究機関IARCによりますと、現在、確認されている人への発がん物質(Group 1)は121だそうです。
 探してみましたが、この中に、ストレスはありませんでした。ストレスは物質と異なるとありますが、国際がん研究機関は、作業工程なども検討の対象にしています。
 個人習慣なども検討の対象にしています。下記のリンクをご覧ください。
Occupations Aluminum production Lung; urinary bladder Sup 7 (1987); 92 (2010)
Auramine production Urinary bladder 1 (1972); 99 (2010)
Coal gasification Lung 34 (1984); 92 (2010)
Coal tar distillation Skin 34 (1984); 92 (2010)
Coke production Lung 34 (1984); 92 (2010)
Hematite mining (underground) Lung 1 (1972)
Iron and steel founding Lung Sup 7 (1987)
Isopropyl alcohol production Nasal cavity and paranasal sinus 15 (1977)
Magenta production Urinary bladder Sup 7 (1987); 57 (1993); 99 (2010)
Painting Lung; mesothelioma * ; urinary bladder *Maternal exposure: childhood leukemia47 (1989); 98 (2010)
Rubber production industry Leukemia, lymphoma; lung; stomach; urinary bladderLarynx; esophagus; prostate 28 (1982) Welding ¶ Eye (melanoma)
 ストレスは、しばしば、がんに罹患するよりも、重大で苦しい状況を生み出すと思います。しかし、重大で苦しいからといって発がんを引き起こすこととは別だと思います。
 小川さんのおっしゃる通りストレスはコントロールできるに越したことがありません。そのためにパンフレットに書かれていることも役立つと思います。しかしがんと関係づけるには根拠も必要かと思います。
 私も見逃しているからかもしれませんので、どこか、ストレスががんを引き起こすという証拠などありましたら、ご教示いただけますと幸いです。
                                         岡山大学・津田敏秀

2021年3月29日(月) 17:58 小川 <ogawa1dog@gmail.com>:
皆様
いつもお世話になっております。
薬剤師の小川です。

A病院のA医師の患者さん用のパンフレットから
なるほど と思ったのでご紹介します。


ストレスがガンをつくる

○完璧主義は捨てよう→「まあ、いいかも」も大切です。
○ありのままの自分を受け入れよう→「自分は自分」でいいのです。
○自分にとって何がストレスになりやすいか知っておこう→
  ストレスに早く気が付くことができ、ためずにすみます
○カッコ悪い日があったっていい!→たまには弱音もグチもいいもんです
○心の欲求に正直に→協調性も大切ですが、合わせてばかりはストレスのもと。
   ときには「ノー」と言う勇気を
○なんでもいい。大好きなことを見つけよう→心の疲れによく効きます。
○なによりも「いま」が大事→過ぎたことや先のことをクヨクヨ考えない。
    大切なのは「いま」!

以上です