公衆衛生にかかわる皆様、こんにちは、
以下お知らせいたします。
戸谷真理子
甲状腺がんの子１０３人〜福島で１０万人に３０人
東京電力福島第１原発事故の健康影響を調べている福島県の「県民健康調査」の検討会が
２４日、福島市内で開かれ、甲状腺がん悪性と診断された子どもは、悪性疑いも含め１０３人になった。
すでに手術を終え、甲状腺がんと確定した子どもは５７人に達した。
東京電力原発事故による放射性ヨウ素１３１等放射性物質の初期被曝は
関東まで南下しております。
先日お知らせいたしましたように、
福島の子の甲状腺がん、７割が１ｃｍ以上もしくはリンパ節転移、
3割も反回神経に近接等、手術が必要な症例とのことですので、
関東の子どもの検査も早急に必要かと考えます。
なお、先日やっと、東電が、以下、認めたようです。
1号機、３号機全核燃料が溶融、現在位置不明
1号機４００体 3号機燃料棒５４８体
一体８×８の場合、
１８４kg×９４８体＝１７４,４３２ｋｇのウランが回収できないということのようで。。
また、日本政府は、風の拡散予測、SPEEDIを公開しなかった上に、さらに予算を削るそうです。
ですので、
また事故があったり、東電福島第一原発からの放出が増えたときも、
海外の拡散予測に頼るしかないようです。