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Date: Fri, 1 Jan 2016 13:41:40 +0000
From: 切明 義孝 
Reply-To: publichealthnetwork@umin.ac.jp
Subject: [PHNetwork:000418] 謹賀新年
To: publichealthnetwork@umin.ac.jp (PHNetwork)
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新年、明けましておめでとうございます。

今年で公衆衛生ネットワークは１６年目を迎えます。

２０００年のスタート時から、鳥インフルエンザ、ＢＳＥ（狂牛病）、

SARSなどの感染症、たばこ問題など様々な公衆衛生問題を扱ってきました。

単なる情報提供という小さな力でございましたが

既にＢＳＥ（狂牛病）騒動では感染源への厳しい対策が講じられ、

SARA騒動の後には陰圧の感染症病室が整備されるなど

感染症対策の分野でも格段の進歩を見ることが出来ました。

たばこ問題においては御用学者と呼ばれる方々の強い抵抗の中で

受動喫煙対策の劇的な進歩を見ることが出来ました。

２０００年当時、たばこ煙の無いオフィスなどは想像もできませんでした。

東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故においても

被爆と、避難、食品の安全性の問題を議論していくことで

かなりの程度で健康被害を減らせたのではないかと思います。

事故後の検診により甲状腺がんによる死亡も減らせるはずです。

この１６年間でインターネットによる情報提供の形態は

ブログ、ツイッター、フェイスブックと様々に進化し、

ネットの持つ影響力は益々強まっております。

我々は大きな力を手にしたように感じます。

日本が厳しい状況を乗り越えて希望と安全の国になれるよう、

ささやかですが今年もお手伝いしたいと思います。


切明義孝


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