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Date: Fri, 4 Apr 2014 09:15:47 +0000
From: 切明 義孝 
Reply-To: publichealthnetwork@umin.ac.jp
Subject: [PHNetwork:000055] 陪審制度の充実を　(掛園先生より)
To: publichealthnetwork@umin.ac.jp (PHNetwork)
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いつも大変お世話になっております。

MLの引っ越しにより投稿アドレスが変更になっております。
新アドレス： publichealthnetwork@umin.ac.jp　
旧アドレスでの投稿は出来ませんので宜しくお願いいたします。

切明

 ＠＠＠＠＠　　以下転送　　＠＠＠＠＠

 佐賀県の掛園です。
陪審制度の充実を
　袴田元死刑囚が無罪である事が濃厚であるとして、この程釈放されました。報道でもあったように、検察側が血痕がついた犯行着衣を証拠として提出しましたが、この着衣は小さすぎて袴田氏は着る事が出来ませんでした。
　普通の人ならば、袴田さんの物ではないと判断するのですが、裁判官はこの着衣を袴田さんの物であるとして有罪にしました。また1990年に起こった足利事件の犯人とされた菅家利和さんも何度も裁判官にDNAの再鑑定をしてくれと頼みました。しかし、裁判官は「その必要はない」と判断して17年間無実の罪で服役されました。
　裁判に陪審制度がある国では、一般の住民が一般の常識で判断するので、普通の常識が裁判で通用します。上記の２例でも、普通なら、「この着衣は着れない」とか「もう一度DNA鑑定してみましょう」となる事でしょう。
　しかし、日本の裁判官は、一般の国民とかけ離れた常識が存在するので、こんな冤罪が起こるのです。そのために日本でも一部ではありますが、陪審制度が採用されました。もっと日本は陪審制度の充実を！


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