佐賀県の掛園です。
消費税と国の借金
国の借金が1000兆円を超え、消費税が8％になりました。個人がサラ金や銀行のローンが払えない場合には、自己破産宣告にて、借金がチャラになる場合がありますが、国や地方の借金は、住民すべての負担になります。例えば財政破綻した夕張市は、市の職員の約半分を解雇、給与カット、住民税のアップ、公共施設の削減です。ニュージーランドの時も、公務員の半分を解雇し、公共事業の大幅な削減、税負担の増加となりました。
日本には「生活保護」があります。しかし、国が経済破綻して「無い袖は振れない」として生活保護がなくなった場合、80年以上前の人々の食生活「稗や粟、ムシロ」を強いられたら大変でしょう。
親戚や友人の借金の保証人になるのは、嫌でしょう。相手が返せないと自分が返済しなければならないからです。国や地方が借金するという事は、国民みんながその保証人になるという事と同じです。来年10月に消費税が10％に上がります。1000兆円の借金を返すには消費税40％が必要になってきます。これ以上の借金はやめてもらいたいものです。