Return-Path: 
Date: Mon, 29 Oct 2018 15:19:55 +0900
From: 切明 義孝 
Reply-To: publichealthnetwork@umin.ac.jp
Subject: [PHNetwork:000825] 感染症情報1029
To: publichealthnetwork@umin.ac.jp (PHNetwork)
Message-Id: <10291519.ME8789501@umin.ac.jp>
X-ML-Name: PHNetwork
X-Mail-Count: 000825
X-MLServer: fml [fml 4.0.3 release (20011202/4.0.3)]; post only (only members can post)
X-ML-Info: If you have a question,  please contact publichealthnetwork-request@umin.ac.jp;  
X-Mailer: htmail
X-Encrypt: PLAINTEXT
Mime-Version: 1.0
Content-Type: text/plain; charset=Shift_JIS
Content-Transfer-Encoding: 7bit
Precedence: list
Lines: 303
List-Id: publichealthnetwork.umin.ac.jp
List-Software: fml [fml 4.0.3 release (20011202/4.0.3)]
List-Post: 
List-Owner: 
List-Help: 
List-Unsubscribe: 



風疹対策を最も必要としているのは誰か
http://blogos.com/article/334722/

風疹の予防接種補助、妊婦の夫らにも 患者最多の東京都
https://www.asahi.com/articles/ASLBV3H8BLBVUTIL00D.html?iref=comtop_8_02

妊婦は日本への渡航自粛を-風疹流行でCDCがレベル2の注意喚起
http://usfl.com/2018/10/post/120846

風疹で子に障害…自分責める母たち「どうか予防接種を」
https://www.asahi.com/articles/ASLB35JLPLB3UTFL00K.html

AV女優のHIV感染が性感染症検査で判明 撮影自体のリスクに疑問
http://news.livedoor.com/article/detail/15494874/

AV女優「エイズウイルス」に感染!でアダルトビデオ業界大激震
https://news.nicovideo.jp/watch/nw4096593

「梅毒」だけじゃない性感染症 なぜ感染は繰り返されるのか?
https://dot.asahi.com/dot/2018102300006.html?page=1

【健康豆知識】ノロウイルス、感染症を予防する方法は? ワクチンはないの?
http://www.koukouseishinbun.jp/articles/-/4553

【国立感染研が緊急情報】首都圏中心に風疹が流行‐患者は成人男性が最多に
https://www.yakuji.co.jp/entry68109.html

赤痢の集団発生に現役医師も注意喚起「感染力が強いので注意」
https://news.nifty.com/article/item/neta/12226-485830/

東京都内の保育園で園児や職員が「赤痢」に感染。家庭でできる予防法は?
https://select.mamastar.jp/276331

昔の病ではない結核 日本は中蔓延国、年1万7000人
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO36699960Z11C18A0000000?channel=DF13012016
6093

アデノウイルスに感染、入所の子ども6人死亡 米医療施設
https://www.cnn.co.jp/usa/35127504.html

結核、都内病院で集団感染2人死亡 感染拡大防ぐには?
https://s.mxtv.jp/mxnews/kiji.php?date=46513311


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 トピックス『感染症エクスプレス@厚労省』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  

◆風しんの届出数が増えています
 現在、風しんの届出数が大幅に増加しています。2018年10月14日までに1,289例の届出
があり、そのうち1,229例は7月23日以降の報告です。現在までで、昨年1年間の届出数の9
3人を大幅に上回っています。患者の多くは、30~50代の男性で、首都圏を中心に報告され
ています。
 妊娠中の女性(特に妊娠20週頃まで)が風しんに感染すると、先天性風しん症候群(CR
S)の子どもが生まれてくる可能性があるため、注意が必要です。
10月2日には、厚生労働省は、風しんの発生届出数の増加が続いている東京都、千葉県、
神奈川県、埼玉県及び愛知県の5都県と日本産婦人科医会、労働部局に対して、協力依頼
を発出し、全国の自治体に周知しました。とくにこれら5都県にお住まいで、妊婦、妊娠
を希望する女性及び妊婦の同居家族の方は積極的に抗体検査を受けてください。また抗体
検査の結果、抗体価が低かった妊娠希望女性及び妊婦の同居家族の方におかれましては、
予防接種をご検討ください。
 その他の地域にお住まいの妊婦の方も特に風しんが発生している地域では、可能な限り
外出を避け、人混みを避けるなど注意してください。
 詳細は風しんに関するQ&Aをご参照ください。

<風しんについて>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansens
hou/rubella/
<風疹 発生動向調査 2018年第41週(’18/10/17現在)>
https://www.niid.go.jp/niid//images/idsc/disease/rubella/2018pdf/rube18-41.pdf

【通知・事務連絡等】
<風しんの届出数の増加が認められる都県における風しん対策について>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansens
hou/rubella/dl/181003_1.pdf
<風しんの届出数の増加に伴う対策について>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansens
hou/rubella/dl/181003_2.pdf
<風しんの届出数の増加が認められる5都県における産科医療機関と連携した風しん対策
について>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansens
hou/rubella/dl/181003_3.pdf
<風しん対策に関する通知の発出について>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansens
hou/rubella/dl/181003_4.pdf
<職域における風しん対策について>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansens
hou/rubella/dl/181003_5.pdf

【リーフレット】
<体調不良の時はムリしないで>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansens
hou/rubella/dl/poster15.pdf
<妊娠を希望する女性、妊婦とそのご家族へ>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansens
hou/rubella/dl/poster14.pdf
<職場は風しん予防対策をしてますか>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansens
hou/rubella/dl/poster13.pdf


◆コンゴ民主共和国でエボラ出血熱が発生しています
 2018年8月1日(現地時間)、世界保健機関(WHO)及びコンゴ民主共和国(旧ザイール
)保健省は、同国北東部の北キブ州において、エボラ出血熱が発生したことを発表しまし
た。10月23日までに159名の死亡例を含む、247例の患者(確定212例、疑い35例)が報告
されています。8月8日に高リスク群に対してのワクチン接種が始まり、10月23日までに、
21,553名がワクチンの接種を受けました。
 10月17日、今回のエボラ出血熱の流行に関する緊急委員会がWHOで開催されました。現
段階では「国際的に懸念される公衆衛生上の危機(PHEIC)」ではない、との見解が示さ
れましたが、今後も対策をさらに強化する必要があるとの提言がなされました。
 今回の発生地域では、反政府勢力による非人道的行為が行われており、以前より外務省
から退避勧告が出されています。
 厚生労働省では、検疫や国内での対応強化のため注意喚起を行っています。発生地域で
あるコンゴ民主共和国(北キブ州)から帰国された方は、検疫官に申告するようにしてく
ださい。

<エボラ出血熱について>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708.html


◆RSウイルス感染症の流行が続いています
 2018年7月より、RSウイルス感染症の報告数が増加しており、現在も流行が継続してい
ます。例年7月頃から流行が始まることが多く、今年の流行は過去10年間の同時期の報告
数と比べると2017年に次いで大きい規模です。
RSウイルスは子どもと大人のどちらにも感染することがあり、症状は風邪の様な軽い症状
から、呼吸困難などの重い症状を起こすことまで様々です。特に、新生児や6ヶ月以内の
乳児、先天性心疾患や肺の基礎疾患があるお子さんに感染すると、時に肺炎や細気管支炎
など、重篤な病態を引き起こすことがあり、注意が必要です。
 感染経路は患者の咳やくしゃみなどによる飛沫感染と、ウイルスが付着した手指などを
介した接触感染が主です。感染対策として、マスクを着用することや咳エチケット、手洗
いなどの対策を徹底することが大切です。

<RSウイルス感染症>
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-05-15.html


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 感染症発生情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■国内の感染症発生状況

◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2018年10月26日)
全国の定点医療機関当たり報告数は0.19

 2018年第42週(10月15日〜10月21日)のデータを公表しました。
 全国の定点医療機関当たり報告数は0.19となり、前週の0.12よりも増加しました。

<インフルエンザに関する報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kans
enshou01/houdou.html


◆IDWR 2018年第41週(第41号)(2018年10月26日)
 伝染性紅斑の定点医療機関当たり報告数は減少したが、過去5年間の同時期と比較して
やや多くなっています。
 また、注目すべき感染症としてインフルエンザを取り上げています。

<IDWR 感染症発生動向調査週報>
https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2018.html


◆IASR  Vo.39, No.10 (No.464)(2018年10月)

 特集は「マラリア 2006〜2017年」です。
 関連情報として薬剤耐性マラリアの最新疫学知見や、わが国におけるマラリア治療薬な
どを取り上げています。
 
<IASR(病原微生物検出情報 月報)2018年10月号>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr.html


■海外の感染症発生状況

◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
 (2018年10月19日〜2018年10月26日掲載)
 2018年10月25日 コンゴ民主共和国におけるエボラウイルス病のアウトブレイクに関す
るIHR緊急委員会の2018年10月の会合に関する声明 
https://www.forth.go.jp/topics/20181025.html


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 イベント情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆明後日10月28日に「新型インフルエンザの診療と対策に関する研修」を開催します
 2009年の新型インフルエンザ(A/H1N1)の世界的な大流行以降、新たな新型インフルエン
ザは発生していませんが、アジア諸国等においては、依然として鳥インフルエンザウイル
スのヒトへの感染が確認されています。
 新型インフルエンザを取り巻く、鳥インフルエンザの疫学、治療や感染対策の現在の流
れを含め、本研修では、新型インフルエンザの最新の状況等、6人の専門家が解説いたし
ます。
 席に限りがございますので、早めのお申込をお願いします。
【日  時】平成30年10月28日(日)12:20〜16:10(受付開始12:00)
【会  場】イイノホール&カンファレンスセンター
    (東京都千代田区内幸町2-1-1) 
     http://www.iino.co.jp/hall/access/
【参加費】無料
【参加方法】下記URLよりお申し込みください。
 ※事前申込制につき、定員に達し次第、締め切らせていただきます。
<平成30年度新型インフルエンザの診療と対策に関する研修>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/kouen-kensyuukai.html


◆明日10月27日に「厚労科研 健康安全・危機管理対策総合研究事業 講演会・シンポジ
ウム」を開催します 
 厚労科研「公衆浴場等施設の衛生管理におけるレジオネラ症対策に関する研究」班、「
水道水質の評価及び管理に関する総合研究」班より微生物分科会が共同主催で、医療機関
の給湯・給水系に潜むレジオネラ感染についての講演会・シンポジウムを行います。WEB
での申込制です。
【タイトル】厚労科研 健康安全・危機管理対策総合研究事業 講演会・シンポジウム 
 医療機関の給湯・給水系に潜むレジオネラ感染リスク—実態と予防策—
【日  時】2018年10月27日(土)10:25〜17:15 (受付 9:30〜) 
【会  場】国立感染症研究所(戸山庁舎)共用第一会議室
【参加費】無料(会場にて昼食を販売します)
<詳細情報>
https://sites.google.com/view/legionella-resgr/
【参加方法】下記URLよりお申し込みください。(事前申込制・先着順)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScR2dC3MxnOn-FsDJZ_mPwgB1Oagqi5hAh47TuF
S_lB_Q2D3A/viewform


◆「第2回薬剤耐性(AMR)対策普及啓発活動表彰」が11月5日に開催されます
 「薬剤耐性(AMR)対策普及啓発活動表彰」は、薬剤耐性(AMR)対策の普及啓発活
動を広く募集し、優良事例を表彰することで、薬剤耐性(AMR)対策に係る自発的な活動
を喚起奨励すること等により、薬剤耐性(AMR)対策の全国的な広がりを促進することを
目的としています。
 今年は合計96件の応募があり、これらの中から「薬剤耐性対策推進国民啓発会議議長賞
」、「文部科学大臣賞」、「厚生労働大臣賞」、「農林水産大臣賞」及び「「薬剤耐性へ
らそう!」応援大使賞」の5つの賞について表彰対象を決定しました。
【タイトル】第2回薬剤耐性(AMR)対策普及啓発活動表彰
【日  時】平成30年11月5日(月)15:00〜16:00(予定)
【会  場】日本科学未来館7階 未来館ホール(東京都江東区青海2丁目3-6)
【参加方法】表彰式の一般参加をご希望の方は、下記ホームページよりお申込みください
。
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/infection/event/amrhyosyo2018.html
<プレスリリース>
 https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000167304a.html
※なお、表彰式後引き続き、16:00〜17:00(予定)に薬剤耐性(AMR)対策普及啓発の
ためのトークイベントを行います(「薬剤耐性へらそう!」応援大使のJOYさん、篠田
麻里子さんも出演予定)。


◆サイエンスアゴラ2018で「大阪大学微生物病研究所 日・タイ感染症共同研究センター
セミナー」が11月10日に開催されます
 本セミナーはサイエンスアゴラ2018の一環として開催されます。タイやミャンマーで実
施してきたコレラ菌など熱帯感染症の野外調査や研究成果を例に、参加者の皆さんと感染
症とそれを取り巻く問題について考えます。
 実はコレラはかつて日本で流行したこともあるのをご存知でしょうか?感染症は単なる
微生物感染の結果ではなく、貧困や社会インフラの未熟、戦争など様々な社会的・文化的
要因が背後にあります。感染症を通じて、世界の様々な問題について、考えてみましょう
。安心・安全とされる日本が、また違った観点で見られるかもしれません。 
【タイトル】感染による下痢と食中毒 〜東南アジアでコレラに挑む〜
【日  時】2018年11月10日(土)12:45〜14:15 
【会  場】テレコムセンタービル 8F会議室C (東京都江東区青海2-5−10)

<サイエンスアゴラ2018>
http://www.jst.go.jp/csc/scienceagora/ 
<サイエンスアゴラ出展番号138>             
https://www.jst.go.jp/csc/scienceagora/program/booth/138/ 
<大阪大学微生物病研究所 日・タイ感染症共同研究センター> 
http://rcc-eri.biken.osaka-u.ac.jp/ 
<AMED感染症研究国際展開戦略プログラム(J-GRID)>
 https://www.amed.go.jp/program/list/01/06/001.html
※日・タイ感染症共同研究センターはAMED感染症研究国際展開戦略プログラム(J-GRID)
の支援を受けて活動しています。 


◆サイエンスアゴラ2018で「感染症研究教育拠点連合のセミナー」が11月10日に開催され
ます
 本セミナーはサイエンスアゴラ2018の一環として開催されます。感染症研究教育拠点連
合(北海道大学、東京大学、大阪大学、長崎大学)が、エボラウイルス病、インフルエン
ザ・ジカ熱・結核等の感染症の克服に向けた国際共同研究について、これまでの取り組み
、今後の活動について、お話しします。 

【タイトル】感染症克服を目指したオールジャパン戦略
【日  時】2018年11月10日(土) 10:30〜12:00
【会  場】テレコムセンター  8階会議室B (東京都江東区青海2-5−10)

https://www.jst.go.jp/csc/scienceagora/program/booth/133/
【参加方法】下記URLよりお申し込みください。※氏名・所属・連絡先を記載下さい。ご
質問も受け付けています。
 gaibu1@vetmed.hokudai.ac.jp 
<サイエンスアゴラ2018>
https://www.jst.go.jp/csc/scienceagora/
<サイエンスアゴラ出展番号133>             
https://www.jst.go.jp/csc/scienceagora/program/booth/133/
<AMED感染症研究国際展開戦略プログラム(J-GRID)>
https://www.amed.go.jp/program/list/01/06/001.html
※北海道大学、東京大学、大阪大学、長崎大学はAMED感染症研究国際展開戦略プログラム
(J-GRID)の支援を受けて活動しています。
風邪をひかないカラダを作ろう!食事でできる風邪対策
https://news.nicovideo.jp/watch/nw4101286


・・☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆
      公衆衛生ネットワーク
投稿は: publichealthnetwork@umin.ac.jp
アドレス変更依頼や配信停止は切明へ phnet@msn.com
過去記事は下記アドレスから利用できます。掲載は翌日になります。
https://center4.umin.ac.jp/ml/archive/PHNetwork/
*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆・・