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Date: Mon, 19 Nov 2018 16:06:36 +0900
From: 切明 義孝 
Reply-To: publichealthnetwork@umin.ac.jp
Subject: [PHNetwork:000832] 感染症情報1119
To: publichealthnetwork@umin.ac.jp (PHNetwork)
Message-Id: <11191606.ME9261901@umin.ac.jp>
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繰り返される風疹の流行、「接種率90%」でも不十分な感染症対策
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/14551

風疹流行の恐れ 成人男性への対策を急げ
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/742670

広がる感染症、難しい水際対策 (グローバルViews) 
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37639050S8A111C1905E00/

梅毒患者が最多の6千人台へ 「過去の病気」一転、「訪日客増加が影響」との見方も
https://www.sankei.com/life/news/181113/lif1811130033-n1.html

エボラウイルス、初の輸入検討 住民「納得できない」
http://news.livedoor.com/article/detail/15599789/

【感染症ニュース】感染性胃腸炎の患者数増加続く ノロウイルス感染症の流行に注意
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181115-00000010-kansensho-hlth

大阪の梅毒感染、今年累計1000人超…女性は20代多く、主婦OLに広がりか
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181119-00050071-yomidr-sctch

家畜の抗菌薬、一部禁止 耐性菌が人に広がるリスク懸念
https://www.asahi.com/articles/ASLCB0CLYLC9ULBJ018.html

道端アンジェリカさんも闘う皮膚疾患 乾癬の理解を
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO37580620Z01C18A1000000?channel=DF14092016
0927

空気感染する水痘・帯状疱疹ウイルス 治った後も潜伏
https://www.asahi.com/articles/ASLCH4WK4LCHUBQU00L.html

「シャワーヘッドが細菌をまき散らす」と新研究。掃除は殺菌作用のある「お酢」で!
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181114-00010000-esquire-life

シャワーヘッドのぬめりには肺疾患を引き起こす細菌が含まれる:米研究結果
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/11/post-11251.php

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 トピックス『感染症エクスプレス@厚労省』
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◆風しんの届出数が増えています
 現在、風しんの届出数が大幅に増加しています。2018年11月4日までに1,884例の届出が
あり、そのうち1,824例は7月23日以降の報告です。現在までで、昨年1年間の届出数の93
人を大幅に上回っています。患者の多くは、30~50代の男性で、首都圏を中心に報告され
ています。
 妊娠中の女性(特に妊娠20週頃まで)が風しんに感染すると、先天性風しん症候群(CR
S)の子どもが生まれてくる可能性があるため、注意が必要です。
 10月2日には、厚生労働省は、風しんの発生届出数の増加が続いている東京都、千葉県
、神奈川県、埼玉県及び愛知県の5都県と日本産婦人科医会、労働部局に対して、協力依
頼を発出し、全国の自治体に周知しました。とくにこれら5都県にお住まいで、妊婦、妊
娠を希望する女性及び妊婦の同居家族の方は積極的に抗体検査を受けてください。また抗
体検査の結果、抗体価が低かった妊娠希望女性及び妊婦の同居家族の方におかれましては
、予防接種をご検討ください。
 その他の地域にお住まいの妊婦の方も特に風しんが発生している地域では、可能な限り
外出を避け、人混みを避けるなど注意してください。
 詳細は風しんに関するQ&Aをご参照ください。

<風しんについて>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansens
hou/rubella/
<風疹 発生動向調査 2018年第44週(’18/11/7現在)>
https://www.niid.go.jp/niid//images/idsc/disease/rubella/2018pdf/rube18-44.pdf

【通知・事務連絡等】
<風しんの届出数の増加が認められる都県における風しん対策について>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansens
hou/rubella/dl/181003_1.pdf
<風しんの届出数の増加に伴う対策について>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansens
hou/rubella/dl/181003_2.pdf
<風しんの届出数の増加が認められる5都県における産科医療機関と連携した風しん対策
について>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansens
hou/rubella/dl/181003_3.pdf
<風しん対策に関する通知の発出について>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansens
hou/rubella/dl/181003_4.pdf
<職域における風しん対策について>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansens
hou/rubella/dl/181003_5.pdf

【リーフレット】
<体調不良の時はムリしないで>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansens
hou/rubella/dl/poster15.pdf
<妊娠を希望する女性、妊婦とそのご家族へ>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansens
hou/rubella/dl/poster14.pdf
<職場は風しん予防対策をしていますか>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansens
hou/rubella/dl/poster13.pdf


◆コンゴ民主共和国でエボラ出血熱が発生しています
 厚生労働省では、検疫や国内での対応強化のため注意喚起を行っています。エボラ出血
熱の発生地域であるコンゴ民主共和国(北キブ州)から帰国された方は、検疫官に申告す
るようにしてください。 
 2018年8月1日(現地時間)、世界保健機関(WHO)及びコンゴ民主共和国(旧ザイール
)保健省は、同国北東部の北キブ州において、エボラ出血熱が発生したことを発表しまし
た。11月13日までに215名の死亡例を含む、341例の患者(確定303例、疑い38例)が報告
されています。8月8日に高リスク群に対してのワクチン接種が始まり、11月14日までに、
30,072名がワクチンの接種を受けました。
 10月17日、今回のエボラ出血熱の流行に関する緊急委員会がWHOで開催されました。現
段階では「国際的に懸念される公衆衛生上の危機(PHEIC)」ではない、との見解が示さ
れましたが、今後も対策をさらに強化する必要があるとの提言がなされました。
 今回の発生地域では、反政府勢力による非人道的行為が行われており、以前より外務省
から退避勧告が出されています。
<エボラ出血熱について>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708.html


◆ワクチンで予防可能な疾患における公衆衛生人材育成(STOP VPDs)プログラム参加者
を募集しています 
 WHO(世界保健機関)は、WHO西太平洋地域事務局(WPRO)圏内での機能強化を目指し、
1年間のアフリカでの研修の後にWPRO圏内にある国で最低1年間の勤務を課すプログラム
を、2019年より開始することとなりました。当該プログラムは、Vaccine Preventable Di
seases(VPDs)を中心とした感染症対策の専門家の養成する方針としています。これを
受け、厚生労働省健康局結核感染症課は、プログラム参加者を推薦する体制を構築するこ
とで、米国CDCやWHOと協力して感染症公衆衛生専門家を育成していきます。 
【対  象】国際感染症対策に関心があり、プログラム修了後もこの領域で国際的に貢献
する意志のある者 
【応募期間】平成30年11月2日〜11月30日(当日消印有効) 

ご興味のある方は、こちらのリンクをご覧下さい。
<国際感染症対策人材育成実施要項>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/ikusei/02in
dex.html


◆11月は薬剤耐性(AMR)対策推進月間です
 薬剤耐性(AMR)に係る全国的な普及啓発活動を推進するため、毎年11月を「薬剤耐
性(AMR)対策推進月間」としています。 薬剤耐性(AMR)対策推進月間では、政
府機関だけではなく民間の様々な団体が一体となって、普及啓発に係る取組を重点的に実
施していくとともに、同月間を通じて国民一人ひとりの主体的な取組を促していくもので
す。厚生労働省では、AMR臨床リファレンスセンターを通して様々な企画を行う予定です
。広く国民の皆様に薬剤耐性(AMR)についての認識を深めていただく機会になること
を願っています。
<薬剤耐性(AMR)対策推進月間(11月)における取組予定について(平成30年度)>
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/infection/activities/amr/h30_taisakusuisin.html
<AMR臨床リファレンスセンター>
http://amr.ncgm.go.jp/
<厚生労働省:薬剤耐性(AMR)対策について>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000120172.html


◆11月29日(木)、世界エイズデーに向けた普及啓発イベントを実施します
 厚生労働省は、12月1日の世界エイズデーに向け、HIV/エイズに関する正しい知識の啓
発やHIV検査の普及を目的として、以下のとおり、普及啓発イベントを実施します。
<イベント内容>
RED RIBBON LIVE 2018 〜平成が終わる前に「贈る言葉」〜
【日 時】11月29日(木)18:30〜21:15(予定)
【場 所】マイナビBLITZ赤坂(東京都港区)
【出演者】蒼井そら、一徹、今村顕史、岩本愛吉、押尾コータロー、海援隊、こにわ、紗
倉まな、関取花、TERU(GLAY)、はなわ、隼斗、ビッケブランカ、ペンギンズ、ホリ、ゆ
ってぃ、若旦那(50音順)
【M C】山本シュウ(総合プロデューサー)、市川美織
※敬称略
実施内容:ラジオDJ山本シュウ(レモンさん)の呼び掛けに賛同したアーティスト、タレ
ントたちがマイナビBLITZ赤坂に集結。トークとライブにより、イベントを通じて幅広い
世代の人々に予防啓発のメッセージを発信
(1)山本シュウを司会として、タレントなどによるHIV/エイズに関するトーク
(2)アーティストによるライブ
(3)イベントの模様をインターネット(ニコニコ動画等)により生中継(予定)。後日
、一部動画をアーカイブ配信(予定)。
           ※告知サイトに生中継、配信を行うサイトのリンクを掲載
【参加費】無料(抽選による招待制)       
【参加方法】抽選で500名を招待  応募締切11月18日(日)23:59
告知サイト 「レッドリボンライブ」オフィシャルサイト
http://redribbonlive.net/
<プレスリリース>
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000183582_00001.html


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 感染症発生情報
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■国内の感染症発生状況

◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2018年11月16日)
 全国の定点医療機関当たり報告数は0.35
 2018年第45週(11月5日〜11月11日)のデータを公表しました。
 全国の定点医療機関当たり報告数は0.35となり、前週の0.21よりも増加しました。

<インフルエンザに関する報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kans
enshou01/houdou.html


◆IDWR 2018年第44週(第44号)(2018年11月16日)
 伝染性紅斑の定点医療機関当たり報告数は減少したが、過去5年間の同時期と比較して
やや多くなっています。

<IDWR 感染症発生動向調査週報>
https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2018.html


■海外の感染症発生状況

◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
 (2018年11月9日〜2018年11月16日掲載)
2018年11月14日 エボラウイルス病 - コンゴ民主共和国 (更新4) 
https://www.forth.go.jp/topics/20181114.html
2018年11月13日 黄熱-エチオピア
https://www.forth.go.jp/topics/20181113.html


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 イベント情報
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◆風しんの国内流行に関する市民公開講座及びシンポジウムが開催されます
 最近の風しんの流行を鑑みて、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED) 新興・
再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業「ワクチンで予防可能な疾病のサー
ベイランスとワクチン効果の評価に関する研究」(研究代表者 大石和徳)では、多くの
方に風しんについて理解を深めていただき、また医療関係者・研究者間での議論を促進す
るために、市民公開講座及びシンポジウムを開催いたします。

【タイトル】市民公開講座「風しんから妊婦を守るために」
【日 時】2018年11月24日(土)14:00〜17:00
【開催場所】AP浜松町(東京都港区芝公園2-4-1芝パークビルB館地下1階)
【参加費】無料  
【参加方法】事前申込はこちらから⇒ https://rubella.jp/

【タイトル】シンポジウム「わが国の風しん排除を目指して」 (Toward Rubella Elimina
tion in Japan)−本シンポジウムは、行政関連者、医療関係者、研究者等を対象とします
−
【日 時】2018年11月25日(日)9:30〜13:00
【開催場所】 AP浜松町(東京都港区芝公園2-4-1芝パークビルB館地下1階)
【参加費】無料  
【参加方法】事前申込はこちらから⇒ https://rubella.jp/


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      公衆衛生ネットワーク
投稿は: publichealthnetwork@umin.ac.jp
アドレス変更依頼や配信停止は切明へ phnet@msn.com
過去記事は下記アドレスから利用できます。掲載は翌日になります。
https://center4.umin.ac.jp/ml/archive/PHNetwork/
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