Return-Path: 
Date: Mon, 11 Mar 2019 16:29:01 +0900
From: 切明 義孝 
Reply-To: publichealthnetwork@umin.ac.jp
Subject: [PHNetwork:000883] 感染症情報0311
To: publichealthnetwork@umin.ac.jp (PHNetwork)
Message-Id: <03111629.ME1283801@umin.ac.jp>
X-ML-Name: PHNetwork
X-Mail-Count: 000883
X-MLServer: fml [fml 4.0.3 release (20011202/4.0.3)]; post only (only members can post)
X-ML-Info: If you have a question,  please contact publichealthnetwork-request@umin.ac.jp;  
X-Mailer: htmail
X-Encrypt: PLAINTEXT
Mime-Version: 1.0
Content-Type: text/plain; charset=Shift_JIS
Content-Transfer-Encoding: 7bit
Precedence: list
Lines: 230
List-Id: publichealthnetwork.umin.ac.jp
List-Software: fml [fml 4.0.3 release (20011202/4.0.3)]
List-Post: 
List-Owner: 
List-Help: 
List-Unsubscribe: 


健康診断書の提出義務付け=新在留資格、結核検査も
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019031000313&g=soc

外国人材 健診の義務…出国前に診断書 感染症を防止
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20190311-OYT1T50109/

結核の集団感染で70代男性死亡 上尾の低額宿泊所で18人 施設内で広がったか…県
、利用者に検診進める
http://www.saitama-np.co.jp/news/2019/03/10/03.html

外国人ら26人結核集団感染 福岡の日本語学校
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO4216265007032019ACY000/

生活困窮者向け低額宿泊所で18人結核感染 70代男性1人死亡、埼玉
https://www.sanspo.com/geino/news/20190308/sot19030822000016-n1.html

無料低額宿泊所で結核 18人感染1人死亡 埼玉
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000149431.html

致死率30%!? “人食いバクテリア”が引き起こす感染症… その症状は?
https://news.nicovideo.jp/watch/nw4969823

ヒトメタニューモウイルス
乳幼児に多い感染症 手洗いなど予防対策が大切
https://www.gifu-np.co.jp/tokusyu/iryo/hdr/20190311-120839.html

【医師監修】エンテロウイルス感染症って、どんな病気? お腹の赤ちゃん・新生児への
影響は?
https://news.biglobe.ne.jp/trend/0309/mwk_190309_1427589345.html

レジオネラ菌院内感染、女性死亡 西神戸医療センター
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201903/0012128715.shtml

O157感染から血便、死の危険もある合併症HUSとは
https://www.asahi.com/articles/ASM37514JM37UBQU00K.html

狂犬病が50年以上発生していない日本で、犬の予防接種が義務化され続けているのはなぜ
?
https://forbesjapan.com/articles/detail/25920

全米で加速化する反ワクチン運動、その影響は?
https://news.mynavi.jp/article/20190310-786829/


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 トピックス『感染症エクスプレス@厚労省』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  

◆風しんの報告が続いています
  2018年は、12月30日までに2,917例の届出があり、そのうち、2,857例は7月23日以降の
報告でした。2019年は、2月24日までに650例の報告があります。患者の多くは、昨年同様
30〜50代の男性で、都市圏を中心に報告されています。
  妊娠中の女性(特に妊娠20週頃まで)が風しんに感染すると、先天性風しん症候群(C
RS)の子どもが生まれてくる可能性があるため、注意が必要です。
  厚生労働省は、今般の風しんの発生状況を踏まえ、厚生科学審議会感染症部会及び予防
接種基本方針部会での議論に基づき、これまで風しんの定期接種をうける機会がなかった
1962年(昭和37年)4月2日から1979年(昭和54年)4月1日までの間に生まれた男性に対
して、抗体検査を前置した上で、予防接種法に基づいた風しんの第5期の定期接種を行う
こととなりました。
 対象となる男性は、2022年3月末までの間、市区町村により送付されるクーポン券を使
用すれば、原則無料で抗体検査及び定期接種を受けられるようになります。2019年度は、
1972年(昭和47)年4月2日〜1979年(昭和54)年4月1日生まれの男性に市区町村がク
ーポン券を送付します。2019年度にクーポン券が送付されない対象者も、市区町村に希望
すればクーポン券を発行し、抗体検査を受けられます。なお、自治体により事業の開始時
期や対応が異なるため、お住まいの市区町村にお問い合わせください。

 なお、より多くの対象男性に対して告知し、抗体を獲得していただくために、厚生労働
省は、「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」とコラボレーションし
たポスター及びリーフレットの作成や、SNSなどを通じた啓発活動を行っております。
以下の風しんの追加的対策特設ページからダウンロードもできますので、是非普及啓発活
動の資材としてお役立てください。

<風しんの追加的対策特設ページ>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kan
senshou/rubella/index_00001.html
<ポスター(A2サイズ)>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansensh
ou/rubella/poster_cityh.pdf
<リーフレット(A4サイズ)>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansensh
ou/rubella/leaf_cityh.pdf
<ポスターとリーフレットの画像使用について>
 風しんの啓発活動以外の用途では、ご使用をご遠慮申し上げます。また、ポスター・リ
ーフレットの画像を加工・編集してのご使用も固くお断り申し上げます。

 今回の追加的対策の円滑な実施にむけて、引き続き検討を進めてまいります。

<風しんについて>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansens
hou/rubella/
<風疹 発生動向調査 2019年第8週(’19/2/27現在)>
http://www.niid.go.jp/niid//images/idsc/disease/rubella/2019pdf/rube19-08.pdf

【リーフレット】
<体調不良の時はムリしないで>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansens
hou/rubella/dl/poster15.pdf
<妊娠を希望する女性、妊婦とそのご家族へ>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansens
hou/rubella/dl/poster14.pdf
<職場は風しん予防対策をしてますか>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansens
hou/rubella/dl/poster13.pdf


◆麻しんの報告が続いています
 関西地方で麻しんの患者が増加しています。大阪府では商業施設等を発端に患者が増加
しており、本年第1週〜第8週で94例が報告されました。直近の1週間で全国から33例が
報告されました。
 厚生労働省では、麻しん患者の移動などにより、不特定多数との接触がみられたことか
ら、他の都道府県に感染が拡大する可能性も考慮し、2月18日に各自治体と医療機関に対
して早期発見や院内感染防止等の注意喚起の事務連絡を発出しました。
 医療従事者は、麻しんを念頭においた診療に留意してください。
<麻しん発生報告数の増加に伴う注意喚起について(協力依頼)>
https://www.mhlw.go.jp/content/000480372.pdf
<麻しんについて>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansens
hou/measles/index.html


◆コンゴ民主共和国でエボラ出血熱が発生しています
 厚生労働省では、検疫や国内での対応強化のため注意喚起を行っています。エボラ出血
熱の発生地域であるコンゴ民主共和国(北キブ州、イツリ州)から帰国された方は、検疫
官に申告するようにしてください。 
 2018年8月1日(現地時間)、世界保健機関(WHO)及びコンゴ民主共和国(旧ザイール
)保健省は、同国北東部の北キブ州において、エボラ出血熱が発生したことを発表しまし
た。2019年3月3日までに、北キブ州とイツリ州の両州において、563名の死亡例を含む
、897例の患者(確定832例、疑い65例)が報告されています。2018年8月8日に高リスク群
に対してのワクチン接種が始まり、2019年3月3日までに、85,375名がワクチンの接種を
受けました。
 今回の発生地域では、反政府勢力による非人道的行為が行われており、以前より外務省
から退避勧告が出されています。
<エボラ出血熱について>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708.html


◆伝染性紅斑(りんご病)の報告が増えています
 伝染性紅斑は、ヒトパルボウイルスB19というウイルスによっておこる感染症であり、1
0〜20日の潜伏期間のあと、両頬に紅い発疹や手足にレース状の発疹がでることがありま
す。小児にみられることが多く、ほとんどは軽症で自然に治りますが、関節炎がみられた
り、妊婦が感染すると、胎児の異常(胎児水腫)や流産になることがあるので注意が必要
です。伝染性紅斑の感染経路は咳やくしゃみなどによる飛沫感染や、ウイルスが付着した
手で口や鼻に触れることによる接触感染です。伝染性紅斑に対するワクチンがないため、
予防には、手洗いや咳エチケットを心がけてください。
<感染症法に基づく医師及び獣医師の届出について>
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-05-21.html
<伝染性紅斑とは>
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ta/5th-disease.html


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 感染症発生情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■国内の感染症発生状況

◆IDWR 2019年第8週(第8号)(2019年3月8日)
 伝染性紅斑の定点医療機関当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期と比較してかな
り多くなっています。

<IDWR 感染症発生動向調査週報>
https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2019.html


◆IASR  Vo.40, No.2 (No.468)(2019年2月)

 特集は「カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)感染症」です。
 関連情報として、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌病原体サーベイランス報告状況や、
病院におけるカルバペネマーゼ産生腸内細菌科細菌(CPE)検査方法などを取り上げていま
す。
 
<IASR(病原微生物検出情報 月報)2019年2月号>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr.html


◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2019年3月8日)
 全国の定点医療機関当たり報告数は5.93

 2019年第9週(2019年2月25日〜2019年3月3日)のデータを公表しました。
 全国の定点医療機関当たり報告数は5.93となり、前週の8.99よりも減少しました。

<インフルエンザに関する報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kans
enshou01/houdou.html


■海外の感染症発生状況

◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
 (2019年2月22日〜2019年3月8日掲載)

2019年02月28日 黄熱−ブラジル
https://www.forth.go.jp/topics/20190228.html
2019年02月22日 中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV) - サウジアラビア
https://www.forth.go.jp/topics/20190222.html

中東呼吸器症候群(MERS)に関する注意
https://www.forth.go.jp/news/20181220.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 イベント情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ −肝炎研究、その先に見えるもの− AMED公開報告会を3月16日に開催します(主催:A
MED) 
  
 国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)は、肝炎等克服実用化研究事業の平成
30年度公開報告会 −肝炎研究、その先に見えるもの− を、3月16日にイイノホール(東
京都千代田区)にて開催します。 
 
  肝炎等克服実用化研究事業では、肝炎治療実績の大幅な改善につながるような研究開発
を推進しています。平成30年度に創出された主な研究成果について、一般市民の皆様や患
者とそのご家族、また関連分野の研究者、医療従事者、製薬企業及び医療機器業界の方々
など、広く社会にご紹介する内容となっています。
 入場は無料となっておりますので、ふるってご参加下さい。
 プログラムやお申込み(事前登録制)等の詳細は以下のURLからご確認ください。 

<肝炎等克服実用化研究事業 公開報告会 開催案内サイト>
https://www.d-wks.net/amed190316/

※参考:平成29年度 肝炎等克服実用化研究事業 公開報告会 開催報告
https://www.amed.go.jp/news/event/page_000001_00541.html

・・☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆
      公衆衛生ネットワーク
投稿は: publichealthnetwork@umin.ac.jp
アドレス変更依頼や配信停止は切明へ phnet@msn.com
過去記事は下記アドレスから利用できます。掲載は翌日になります。
https://center4.umin.ac.jp/ml/archive/PHNetwork/
*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆・・