Return-Path: 
Date: Thu, 20 Jun 2019 01:22:14 +0900
From: 掛園　浩 
Reply-To: publichealthnetwork@umin.ac.jp
Subject: [PHNetwork:000928] 水道水にフッ素を添加してむし歯予防を
To: publichealthnetwork@umin.ac.jp (PHNetwork)
Message-Id: <000801d526bb$27995e00$76cc1a00$@po.asunet.ne.jp>
X-ML-Name: PHNetwork
X-Mail-Count: 000928
X-MLServer: fml [fml 4.0.3 release (20011202/4.0.3)]; post only (only members can post)
X-ML-Info: If you have a question,  please contact publichealthnetwork-request@umin.ac.jp;  
X-Mailer: Microsoft Outlook 16.0
Thread-Index: AdUmux4xzKuMsV0aTySEjcIxETPR8A==
Content-Language: ja
Authentication-Results: stark.umin.ac.jp;  spf=softfail (umin.ac.jp: domain of bbb@po.asunet.ne.jp does not designate 61.7.75.2 as permitted sender) smtp.mailfrom=bbb@po.asunet.ne.jp
Mime-Version: 1.0
Content-Type: multipart/alternative;  boundary="----=_NextPart_000_0009_01D52706.97837700"
Precedence: list
Lines: 203
List-Id: publichealthnetwork.umin.ac.jp
List-Software: fml [fml 4.0.3 release (20011202/4.0.3)]
List-Post: 
List-Owner: 
List-Help: 
List-Unsubscribe: 

Content-Type: text/plain;  charset="iso-2022-jp"
Content-Transfer-Encoding: 7bit

佐賀県の掛園です。



　水道水にフッ素を添加してむし歯予防を



　1945年に米国ミシガン州グランドラピッツ市が世界で初めてむし歯予防のため、水
道水にフッ素を添加しました。それまで効果的なむし歯予防法がなく（歯磨ではむし
歯は防げない）フッ素添加はむし歯という疾病から人類が解放された時でした。それ
から70年以上経った現在、その都市に先祖代々住んでいる人からむし歯がある人を探
すのが困難な程むし歯がなくりましました。



　ＷＨＯ（世界保健機関）は、1969年にむし歯予防法を発表しました。佐賀県は、Ｗ
ＨＯのむし歯予防方法の優先順位2番目の「フッ素洗口」を学校で取り入れる事に
よって、全国でもっともむし歯が多かった県からむし歯が約8割減少して、全国でも
むし歯の少ない県になりました。



　私が米国（ニューヨーク）の歯科医師を訪れた時、「むし歯予防の最良の方法であ
る水道水のフッ素添加を日本はしていないのだね。おかしな国だね」と言われまし
た。これを結核に例えると、結核はワクチンで防げるのに、ワクチンを接種せずに、
国民が結核で苦しんでいる。水道水にフッ素を添加するとむし歯は防げるのに添加し
ない。私も「日本はおかしな国です」と答えました。



　厚労省は、水道水にフッ素を添加したい自治体があれば、技術的援助をすると表明
しています。むし歯予防に使うフッ素は危ないという人がいますが、もっともフッ素
を含んだ食品はお米やパンです。フッ素が危ないと主張する人は、フッ素の計測もし
た事がない人達です。実測すれば安全なのがわかると思います。



　むし歯の治療道具がなかった時代、むし歯は人類を苦しめていました。その苦しむ
をフッ素が解放していったのです。人類の英知により「フッ素利用によるむし歯予防
方法」が確立しました。わが国日本も水道水のフッ素添加を実施して、むし歯という
病気をなくしていきましょう。



〒849-1321

鹿島市古枝甲336-1

掛園　浩（52）

歯科医師

0954-63-7118




Content-Type: text/html;  charset="iso-2022-jp"
Content-Transfer-Encoding: quoted-printable


佐賀県の掛園です。
 
　水道水にフッ素を添加してむし歯予防を
 
　1945年に米国ミシガン州グランドラピッツ市が世界で初めてむし歯予防のため、水道水にフッ素を添加しました。それまで効果的なむし歯予防法がなく（歯磨ではむし歯は防げない）フッ素添加はむし歯という疾病から人類が解放された時でした。それから70年以上経った現在、その都市に先祖代々住んでいる人からむし歯がある人を探すのが困難な程むし歯がなくりましました。
 
　ＷＨＯ（世界保健機関）は、1969年にむし歯予防法を発表しました。佐賀県は、ＷＨＯのむし歯予防方法の優先順位2番目の「フッ素洗口」を学校で取り入れる事によって、全国でもっともむし歯が多かった県からむし歯が約8割減少して、全国でもむし歯の少ない県になりました。
 
　私が米国（ニューヨーク）の歯科医師を訪れた時、「むし歯予防の最良の方法である水道水のフッ素添加を日本はしていないのだね。おかしな国だね」と言われました。これを結核に例えると、結核はワクチンで防げるのに、ワクチンを接種せずに、国民が結核で苦しんでいる。水道水にフッ素を添加するとむし歯は防げるのに添加しない。私も「日本はおかしな国です」と答えました。
 
　厚労省は、水道水にフッ素を添加したい自治体があれば、技術的援助をすると表明しています。むし歯予防に使うフッ素は危ないという人がいますが、もっともフッ素を含んだ食品はお米やパンです。フッ素が危ないと主張する人は、フッ素の計測もした事がない人達です。実測すれば安全なのがわかると思います。
 
　むし歯の治療道具がなかった時代、むし歯は人類を苦しめていました。その苦しむをフッ素が解放していったのです。人類の英知により「フッ素利用によるむし歯予防方法」が確立しました。わが国日本も水道水のフッ素添加を実施して、むし歯という病気をなくしていきましょう。
 
〒849-1321
鹿島市古枝甲336-1
掛園　浩（52）
歯科医師
0954-63-7118