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Date: Mon, 2 Sep 2019 16:08:18 +0900
From: 切明 義孝 
Reply-To: publichealthnetwork@umin.ac.jp
Subject: [PHNetwork:000952] 感染症情報0902
To: publichealthnetwork@umin.ac.jp (PHNetwork)
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結核の仲間の病原菌、正確に特定 薬の選択が容易に
https://www.asahi.com/articles/ASM7L64PLM7LPLBJ005.html

若年の結核新規患者、外国生まれ1割超え 厚労省が対策
https://www.asahi.com/articles/ASM8V535YM8VULBJ00N.html

結核患者、外国人が過去最多=全体の1割超に−厚労省
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019082600970&g=soc

マラリアの流行防げ 継続した取り組みに日本も積極的な貢献を
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20190827-OYTET50003/

重症化に気を付けたいノロウイルス感染症 予防効果が期待される「S-903 納豆菌」の研
究レポートを公開
https://www.excite.co.jp/news/article/Atpress_192223/

地球温暖化がロシアにもたらすエキゾチックな感染症=学者が語る
https://jp.sputniknews.com/science/201909016633324/

夏の目の充血や目やに、感染症かも 高齢者も注意 
https://style.nikkei.com/article/DGXKZO48765680Q9A820C1KNTP00/

日本人の生活に忍び寄る「感染症」の怖いリスク
https://toyokeizai.net/articles/-/298651

「類鼻そ」で男性死亡…熱帯で流行の感染症、千葉県内で初
https://www.sankei.com/life/news/190829/lif1908290004-n1.html

千葉県内初の感染症で死亡 鴨川の男性、タイで類鼻疽
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/622635

ネコのおかげで急にモテはじめた? 感染症が引き起こした4つのフシギ現象とは
https://getnavi.jp/life/419543/

感染症医が話す「なぜワインは疲労を回復させ、心に潤いを与え、薬にもなるのか?」
https://dot.asahi.com/dot/2019082600085.html?page=1

ウィルス持つ蚊の駆除訓練 五輪前にデング熱対策
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000163377.html

【熊本県感染症情報】咽頭結膜熱の患者数増 子どもの間で夏〜秋に流行、注意呼び掛け
https://this.kiji.is/539984125342794849?c=92619697908483575

知っておきたい性感染症「淋病」のこと
https://ddnavi.com/interview/560521/a/

知識不足や自覚症状が無いことで拡大する性感染症「検査の話ができる相手と交際を」当
事者と産婦人科医が訴え
https://blogos.com/article/401479/

愛媛)マダニ感染症で松山市の80代女性が死亡
https://www.asahi.com/articles/ASM8X51T9M8XPFIB005.html

「アメリカが麻疹(はしか)根絶国としての地位から転落するのは自分たちのせい」と感染
症の専門家が悔やむ
https://gigazine.net/news/20190830-losing-measles-elimination-status-embarrassed
/

虫刺されで頭痛や嘔吐? マダニだと15分で感染、命を落とすケースも
https://www.mylohas.net/2019/08/197650pvn_tick-borne.html

<31>おたふくかぜで精巣にダメージも
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/539919/


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 トピックス『感染症エクスプレス@厚労省』
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◆風しんの報告が続いています
  2018年は、12月30日までに2,917例の届出があり、そのうち、2,857例は7月23日以降の
報告でした。
 2019年は、8月18日までに2,108例の報告があります。患者の多くは、昨年同様30〜50代
の男性で、都市圏を中心に報告されています。
 厚生労働省は、今般の風しんの発生状況を踏まえ、厚生科学審議会感染症部会及び予防
接種基本方針部会での議論に基づき、これまで風しんの定期接種をうける機会がなかった
1962年(昭和37年)4月2日から1979年(昭和54年)4月1日までの間に生まれた男性に対し
て、抗体検査を前置した上で、予防接種法に基づいた風しんの第5期の定期接種を行うこ
ととなりました。
 対象となる男性は、2022年3月末までの間、市区町村により送付されるクーポン券を使
用すれば、原則無料で抗体検査及び定期接種を受けられるようになります。2019年度は、
1972年(昭和47)年4月2日〜1979年(昭和54)年4月1日生まれの男性に市区町村がクーポ
ン券を送付します。2019年度にクーポン券が送付されない対象者も、市区町村に希望すれ
ばクーポン券を発行し、抗体検査を受けられます。なお、自治体により事業の開始時期や
対応が異なるため、お住まいの市区町村にお問い合わせください。

 なお、より多くの対象男性に対して告知し、抗体を獲得していただくために、厚生労働
省は、「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」とコラボレーションし
たポスター及びリーフレットの作成や、SNSなどを通じた啓発活動を行っております。ま
た、「ラグビー日本代表」を起用した啓発活動を行っております。
 その他、名刺サイズの案内用紙やクーポン使用上の注意、医療機関向けのクーポン券の
使用可否お知らせポスターなどを啓発資料として用意しておりますので、ぜひご活用いた
だければと存じます。
 以下の風しんの追加的対策特設ページからもダウンロードできますので、是非普及啓発
活動の資材としてお役立てください。

<風しんの追加的対策特設ページ>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kan
senshou/rubella/index_00001.html
■□シティーハンター□■
<ポスター(A2サイズ)>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansensh
ou/rubella/poster_cityh.pdf
<リーフレット(A4サイズ)>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansensh
ou/rubella/leaf_cityh.pdf
■□ラグビー日本代表□■
<ポスター(A2サイズ)>
https://www.mhlw.go.jp/content/poster_rugbyj.pdf
<リーフレット(A4サイズ)>
https://www.mhlw.go.jp/content/leaf_rugbyj.pdf
<ポスターとリーフレットの画像使用について>
 風しんの啓発活動以外の用途では、ご使用をご遠慮申し上げます。また、ポスター・リ
ーフレットの画像を加工・編集してのご使用も固くお断り申し上げます。

<クーポン券の使用可否のお知らせポスター>
https://www.mhlw.go.jp/content/000537268.pdf
<名刺サイズの案内用紙>
https://www.mhlw.go.jp/content/000537274.pdf
<クーポン券の使用上の注意>
https://www.mhlw.go.jp/content/000537276.pdf

 今回の追加的対策の円滑な実施にむけて、引き続き検討を進めてまいります。

<風しんについて>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansens
hou/rubella/
<風疹 発生動向調査 2019年第33週(’19/8/21現在)> 
http://www.niid.go.jp/niid/images/idsc/disease/rubella/2019pdf/rube19-33.pdf

【リーフレット】
<体調不良の時はムリしないで>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansens
hou/rubella/dl/poster15.pdf
<妊娠を希望する女性、妊婦とそのご家族へ>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansens
hou/rubella/dl/poster14.pdf
<職場は風しん予防対策をしていますか>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansens
hou/rubella/dl/poster13.pdf


◆コンゴ民主共和国でエボラ出血熱が発生しています
 厚生労働省では、検疫や国内での対応強化のため注意喚起を行っています。エボラ出血
熱の発生地域であるコンゴ民主共和国(北キブ州及びイツリ州)から帰国された方は、検
疫官に申告するようにしてください。
 2018年8月1日(現地時間)、世界保健機関(WHO)及びコンゴ民主共和国(旧ザイール
)保健省は、同国北東部の北キブ州において、エボラ出血熱が発生したことを発表しまし
た。2019年8月26日までに、北キブ州・イツリ州・南キブ州の3州において、1,994名の死
亡例を含む、2,983例の患者(確定2,878例、疑い105例)が報告されています。また、201
8年8月8日から高リスク群に対してのワクチン接種が始まりました。
 2019年6月11日(現地時間)、WHO及びウガンダ共和国保健省は、同国西部のカセセ県に
おいて、エボラ出血熱患者が確認されたことを発表しました。同患者は、コンゴ民主共和
国から帰国した家族内の発症例で、2019年6月12日までに2名の死亡例を含む、7例の患者
(確定3例、疑い4例)が報告されています。このうち、生存者5名は、2019年6月13日に
コンゴ民主共和国内の病院に移送されたため、ウガンダ国内の感染確定者はゼロとなって
います。その後も、同国内での新たな感染症例や死亡は報告されていません。
 2019年7月14日(現地時間)、北キブ州の州都ゴマにおいて、エボラ出血熱患者が確認
されました。2019年7月17日、今回のエボラ出血熱の流行に関する緊急委員会がWHOで開催
され、「国際的に懸念される公衆衛生上の危機(PHEIC)」に該当するとの見解が示され
ています。
 2019年8月16日、コンゴ民主共和国の保健省及びWHOは、南キブ州でのエボラ出血熱の発
生を確認したと発表しました。
 今回の発生地域では、2019年4月18日の武装勢力による病院襲撃により、WHO職員に死傷
者が出るなど、反政府勢力による非人道的行為が行われており、以前より外務省から退避
勧告が出されています。


◆手足口病が増加しています
 手足口病は、主にエンテロウイルスによる夏風邪の一つです。その名の通り手や足、口
(口の中、唇)に小さな水疱ができる病気です。主に子どもの病気ですが、特に乳児では
経口摂取できなくなった結果、脱水症に陥ることや、ときに髄膜炎を引き起こし、稀です
が脳炎や新生児での心筋炎など重症化することもあります。複数のウイルスの型のため何
度もかかることがあり、また、抗菌薬は効きません。
 予防のために、感染者との濃厚な接触を避け、手洗い・うがいを徹底しましょう。
<国立感染症研究所 手足口病とは>
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ta/hfmd.html
<感染症法に基づく医師及び獣医師の届出について 〜手足口病〜>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-05-20.html


◆感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラムの研修生(6期生)の募集を8月23日から
開始いたしました
 感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラムは、国内外で、感染症危機管理を実施す
るための能力を身に付けた専門家である感染症危機管理専門家(IDES: Infectious Diseas
e Emergency Specialist)を養成するための厚生労働省のプログラムです。本プログラム
研修生(6期生)の採用募集を開始しました。
 近年、国境を越えた往来の増加、都市の過密化、行動様式の多様化など、様々な要因に
より新型インフルエンザやエボラ出血熱、MERS、ジカウイルス感染症などの新興・再興感
染症が出現し、人々の健康に対する世界的な脅威となっています。
 こうした、国際的に脅威となる感染症に対する危機管理には、感染症に関する臨床経験
や疫学知識のみならず、行政マネジメント能力、国際的な調整能力等、総合的な知識と能
力が求められます。同時に、国民の生命と健康を新興・再興感染症から守るためには、こ
うした知識と能力を有する人材を継続的に育成し、国内外で活躍していただくことが不可
欠です。
 厚生労働省では、平成27年度から国際的に脅威となる感染症の危機管理対応で中心的な
役割を担う将来のリーダーを育成するため、関係機関がネットワークをつくり、本プログ
ラムを開設しました。平成30年度には、バングラデシュへ、地球規模感染症に対する警戒
と対応ネットワーク(GOARN)チームの一員として本プログラムから1名派遣しました。
 応募期間は8月23日〜9月30日(当日消印有効)です。詳細は採用案内をご覧下さい。
 多くの医師の皆様の応募をお待ちしています。 
<感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラム>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/ides/index.html
<「感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラム」採用案内>
http://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/saiyou/kikikanri/index.html


◆厚生労働省広報誌『厚生労働』9月号で「長引く咳」を特集
 咳が2週間以上長引く場合は、風邪ではなく、ほかの病気の可能性があります。
 『厚生労働』9月号(9月1日発行)では、「長引く咳」が症状として現れる病気を紹介
。
 「おかしいな」と思ったら、医療機関にかかりましょう。
<『厚生労働』の購入はこちら>(富士山マガジンサービスへリンク)
http://fujisan.co.jp/pc/web-hlw


◆動画【止めるぞ 風しん 〜おじさま世代の皆様へ〜】を公開中
 YouTubeにて動画【止めるぞ 風しん 〜おじさま世代の皆様へ〜】を公開しております
。風しんの患者が急増する中、40代、50代の皆さま、その他の皆さまも、すぐ検査に行っ
ていただきたい思いを動画にし、公開いたしました。
 風しんはなぜ怖いの?クーポン券とは?どうやって使うの?など、わかりやすく動画に
て説明しております。ぜひ皆様の視聴および周りの方への視聴のお勧めをお願いいたしま
す。
<動画はこちら>(YouTubeへリンク)
https://www.youtube.com/watch?v=IUQZN1J4zI4


◆新型インフルエンザ等に関するワークショップの開催のご案内
 厚生労働省では、新型インフルエンザ対策について、保健所等の職員及び感染症指定医
療機関等の医師・感染管理看護師を対象に新型インフルエンザ等に関するワークショップ
を毎年開催しております。本年は10/10(木)〜10/11(金)の日程で広島県の合人社ウェンデ
ィひと・まちプラザ(広島市まちづくり市民交流プラザ)にて開催することとなりました
。
 参加対象は都道府県及び市町村の職員(1〜2名程度)と、同一自治体において感染症対
策の中心となることが期待される臨床医・感染管理看護師(1名程度)の組み合わせで参
加できる自治体です。
 お問い合わせは、健康局結核感染症課新型インフルエンザ対策推進室:flu-seminar@mh
lw.go.jp まで。


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 感染症発生情報
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■国内の感染症発生状況

◆IDWR  2019年第33週(第33号)(2019年8月30日)
 <手足口病>手足口病の定点医療機関当たり報告数は3週連続で減少した。
 
<IDWR 感染症発生動向調査週報>
https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2019.html

◆IASR  Vol.40, No.8 (No.474)(2019年8月)
 特集は「風疹・先天性風疹症候群 2019年5月現在」です。
 関連情報として、風疹の定期接種制度の変遷についてなどを取り上げています。
 
<IASR(病原微生物検出情報 月報)2019年8月号>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr.html


■海外の感染症発生状況

◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
 (2019年8月16日〜2019年8月30日掲載)

 2019年08月28日  エボラウイルス病−コンゴ民主共和国(更新36)
https://www.forth.go.jp/topics/201908281050.html
 2019年08月28日  エボラウイルス病−コンゴ民主共和国(更新31)
https://www.forth.go.jp/topics/201908281001.html
 2019年08月28日  エボラウイルス病−コンゴ民主共和国(更新35)
https://www.forth.go.jp/topics/201908280828.html
 2019年08月27日  エボラウイルス病−コンゴ民主共和国(更新34)
https://www.forth.go.jp/topics/20190827.html
 2019年08月26日  コンゴ民主共和国でエボラ出血熱が発生しています
https://www.forth.go.jp/news/20190826.html
 2019年08月22日  デング熱の発生状況−西太平洋地域
https://www.forth.go.jp/topics/20190822.html 
 2019年08月19日 ミャンマーからの輸入例として報告されたチクングニア熱の増加に関
する情報
https://www.forth.go.jp/topics/20190821.html

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      公衆衛生ネットワーク
投稿は: publichealthnetwork@umin.ac.jp
アドレス変更依頼や配信停止は切明へ phnet@msn.com
過去記事は下記アドレスから利用できます。掲載は翌日になります。
https://center4.umin.ac.jp/ml/archive/PHNetwork/
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