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Return-Path: Date: Wed, 27 Nov 2019 00:42:13 +0900 From: 掛園　浩 Reply-To: publichealthnetwork@umin.ac.jp Subject: [PHNetwork:000992] 減塩して健康維持を！ To: publichealthnetwork@umin.ac.jp (PHNetwork) Message-Id: <000201d5a470$12d57890$388069b0$@po.asunet.ne.jp> X-ML-Name: PHNetwork X-Mail-Count: 000992 X-MLServer: fml [fml 4.0.3 release (20011202/4.0.3)]; post only (only members can post) X-ML-Info: If you have a question, please contact publichealthnetwork-request@umin.ac.jp; X-Mailer: Microsoft Outlook 16.0 Thread-Index: AdWkb/arOpnQY6q5Sp2NNrhr5SdxUw== Content-Language: ja Authentication-Results: planck.umin.ac.jp; spf=softfail (umin.ac.jp: domain of bbb@po.asunet.ne.jp does not designate 61.7.75.2 as permitted sender) smtp.mailfrom=bbb@po.asunet.ne.jp Mime-Version: 1.0 Content-Type: multipart/alternative; boundary="----=_NextPart_000_0003_01D5A4BB.82BF9190" Precedence: list Lines: 462 List-Id: publichealthnetwork.umin.ac.jp List-Software: fml [fml 4.0.3 release (20011202/4.0.3)] List-Post: List-Owner: List-Help: List-Unsubscribe: Content-Type: text/plain; charset="utf-8" Content-Transfer-Encoding: base64 佐賀県の掛園です。　減塩して健康維持を！　日本人の成人の1/3、高齢者の2/3が塩の慢性中毒（過剰摂取）による高血圧です。WHO（世界保健機関）は、塩の慢性中毒を防ぐため、一日の摂取量を5ｇ未満にするよう勧告しています。これを受けて英国は、主食であるパンに含まれる塩分を5年かけて少しずつ減らして約14％減塩した所、心臓疾患が約4割減少しました。　料理に塩を使うと美味しく感じます。また、傷口に塩を塗ると、強烈な痛みが生じます。これは、塩が舌や傷口で電気を多く発生させ、脳に伝えるからです　塩を頻繁に調味料として使うと、舌で発生する電気の信号量が多くなるので、脳が受け入れる信号の量を減らします。すると、同じ量の塩でも、塩味が薄く感じてくるので、物足りなくなり、塩の量を増やさないと満足しなくなり、濃い味になってしまいます。こうなると微妙な薄味の味覚が判断できなくなり、味覚が狂ってきます。でも、1週間程、WHOの勧告に従って減塩すると、元の味覚に回復してきます。　塩は摂取した分だけ、尿などで排泄しないと体内の塩分濃度が上昇するので、死に至ります。腎臓は、塩の他に身体の老廃物を尿として排泄していますが、自分の腎臓の処理能力を超えた塩を摂取すると、老廃物が排泄出来ず、血管の壁に付着します。血管の壁に老廃物が付着すると、血管が狭くなり、脆くなるので、高血圧や心筋梗塞、脳梗塞、認知症、腎障害等が発生します。　　　降圧剤を服用すると血圧は下がりますが、減塩しないと血管に老廃物が付着する原因そのものを除去した訳ではありませんので、病状は悪化の一途をたどります。減塩すると、血管壁の老廃物は徐々に排泄されていきます。　私もWHOの勧告に従って減塩した結果、180/95の血圧が薬を飲まなくても115/70をもう十数年以上、維持し続けています。減塩して健康維持を！ 11月の写真集 http://www.asunet.ne.jp/~bbb/338-52.html Content-Type: text/html; charset="utf-8" Content-Transfer-Encoding: quoted-printable

佐賀県の掛園です。

　減塩して健康維持を！

　日本人の成人の1/3、高齢者の2/3が塩の慢性中毒（過剰摂取）による高血圧です。WHO（世界保健機関）は、塩の慢性中毒を防ぐため、一日の摂取量を5ｇ未満にするよう勧告しています。これを受けて英国は、主食であるパンに含まれる塩分を5年かけて少しずつ減らして約14％減塩した所、心臓疾患が約4割減少しました。

　料理に塩を使うと美味しく感じます。また、傷口に塩を塗ると、強烈な痛みが生じます。これは、塩が舌や傷口で電気を多く発生させ、脳に伝えるからです

　塩を頻繁に調味料として使うと、舌で発生する電気の信号量が多くなるので、脳が受け入れる信号の量を減らします。すると、同じ量の塩でも、塩味が薄く感じてくるので、物足りなくなり、塩の量を増やさないと満足しなくなり、濃い味になってしまいます。こうなると微妙な薄味の味覚が判断できなくなり、味覚が狂ってきます。でも、1週間程、WHOの勧告に従って減塩すると、元の味覚に回復してきます。

　塩は摂取した分だけ、尿などで排泄しないと体内の塩分濃度が上昇するので、死に至ります。腎臓は、塩の他に身体の老廃物を尿として排泄していますが、自分の腎臓の処理能力を超えた塩を摂取すると、老廃物が排泄出来ず、血管の壁に付着します。血管の壁に老廃物が付着すると、血管が狭くなり、脆くなるので、高血圧や心筋梗塞、脳梗塞、認知症、腎障害等が発生します。　　

　降圧剤を服用すると血圧は下がりますが、減塩しないと血管に老廃物が付着する原因そのものを除去した訳ではありませんので、病状は悪化の一途をたどります。減塩すると、血管壁の老廃物は徐々に排泄されていきます。

　私もWHOの勧告に従って減塩した結果、180/95の血圧が薬を飲まなくても115/70をもう十数年以上、維持し続けています。減塩して健康維持を！

11月の写真集

http://www.asunet.ne.jp/~bbb/338-52.html